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はせみきたプロのご紹介
演奏家・指導者・探求者として。世界に誇る和太鼓の“本物”を届けたい(1/3)

生の演奏で、子どもたちの心に発見と感動、希望を与えたい
静寂の空間に解き放たれる一打。そこから伝わる空気の振動。肌、鼓膜、心へとダイレクトに、そしてダイナミックに響き伝わる打音に高揚し鳥肌が立つ。そんな瞬間が取材のスタートでした。
伝統芸能と思われがちな和太鼓ですが、世間一般の人が知る、大勢でたくさんの太鼓を叩くスタイルのほとんどは30〜50年という歴史の浅いもの。近年目にする演奏の中には、楽器こそ日本の太鼓を使えど、衣装や打ち姿から日本を感じられないもの、気迫や派手さばかりが強調され表現として薄っぺらなもの、ウケを狙うことのみを追求した“なんちゃって日本”的なものも増えているのが現実です。
その中で、日本独特の様式美と文化から生まれ進化した“舞台芸術・太鼓”を伝えようと、地元小・中学校、高等学校での公演のほか、今後は和太鼓や邦楽器の魅力を日常的に授業で伝えてもらえるよう、教員向けのワークショップなども積極的に行っていきたいと話します。
「オンラインやネット配信など手軽に音楽や映像に触れることができる今、生の太鼓や音楽に触れることで得られる刺激には圧倒的な違いがあります。生の音楽や絵画を鑑賞する、学校公演がそういう姿勢やモノに興味や価値を見出すきっかけの一つになったらいいなと思いますね」。
今後さらにグローバル化が進み、将来海外に出ていく子どもたちは今よりもっと増加していくでしょう。その時、日本の文化や魅力、姿勢、様式美など日本独特の何かを身につけていることで必ずプラスになる。そのことを自身の経験をもとに強く実感されているからこそ伝えられることがたくさんあります。
太鼓の歴史、生演奏、音色の特徴、演奏体験をはじめ、立ち振る舞い、礼儀、価値観などに触れ、その大切さを伝える学校公演。子どもたちからは「すごい迫力。筋肉が凄かった」「体育館の床から振動がビリビリきた」「宮太鼓、桶太鼓、うちわ太鼓と全部音色が違った」など、生演奏だからこそ伝わる魅力と発見、感動の声が挙がっています。
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