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#3「公演のバリエーション」解説!はせみきたの和太鼓[学校公演]

2021年11月11日

テーマ:解説!はせみきたの和太鼓[学校公演]

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

これまで公演に訪れた学校として、最も多いのは「小学校」ですが、
他にも中学校、高等学校、夜間高校、フリースクール、特別支援学校…と、あらゆる校種にお邪魔し、お招きいただいた学校の特色やご要望に合わせて、内容に変化を加え公演内容を組み立てるようにしています。

「芸術鑑賞会」という形で呼ばれることが多いです。
そのほか「夢づくり講座」「進路講話」といった形式で、演奏家/日本の伝統文化の担い手としての「お話」を盛り込んだ公演や、最近では地方自治体から依頼を受けて学校に訪問する「アウトリーチ事業」として、特定の市町内の学校を回るというケースも増えてきました。

大抵は個々の学校単位で主催され、その学校の体育館が会場となるのですが、複数の学校がまとまって市内の文化センターの大ホールを会場に公演を行う、というパターンも過去にありました。私の演奏活動は音響・照明の設備を伴った「舞台」を主軸としていますので、ホールでの演奏をお届けできるのがベストですし、生徒さん達にとっても非日常的な「特別な経験」として印象に残ったとの感想が多く寄せられました。


さて続いては
楽器編成のバリエーション
について。

私は「独奏」というスタイルをベースにして活動していますので、もちろん一人でも公演は可能ですし(裏方スタッフはつきます)、ご希望があれば様々な「共演者」とともに、公演に伺います。主なバリエーションは、以下の通り。

・和楽器奏者とのデュオ(津軽三味線、篠笛、尺八など)
・和太鼓アンサンブル(太鼓奏者2名以上)
・和楽器アンサンブル(笛、三味線など複数)

他にも洋楽器や書家・舞踊家等のプレイヤーとのコラボレーションなども可能です。学校や会場の規模、対象学年、ご予算、公演の趣旨等に合わせた編成をご提案します。


子どもの感性というのは、本当に面白いものです。

公演中に、腹ばいになって聴いている子がいました。先生は「行儀が悪い」と慌てていたのですが、面白いので話しかけてみると
「床から音が伝わってきて、ビリビリする。高い音の太鼓(締太鼓)だと、ビリビリしない」と、まさに[全身]で聴いてくれていたのです。
また「和太鼓×横笛デュオ BOKSUI」というユニットでお邪魔した時、相方の朱鷺たたらさんは「能管」という能楽囃子の笛を吹くのですが、この笛「オヒャーヒヤリー、ヒィー!!」と、なかなかに強烈なインパクトの音を発するのです。この音を聴いてゲラゲラ笑いだす子もいれば、反対に怖くなって泣き出してしまう子もいる。
ある学校では、私が衣装として身につけている「地下足袋」が大人気となったこともありました。
現代の子ども達にとってはなかなか目にする機会がない地下足袋。Q&Aコーナーで、太鼓そっちのけで質問が集中、新鮮で「かっこいい履き物」と受け取られたようです。

我々の演奏、お話、所作、道具などのうち「なにか」が彼らの琴線に触れ、和太鼓をはじめ日本文化の一部にでも興味を示すようになってくれたら、太鼓打ち冥利につきるというもの。そしてかれらの生き生きとした目の輝きが、どれほどの活力を与えてくれたか。演奏を届けつつも、パワーをもらっているのはむしろ私たちかもしれません。

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