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増田和芳

人や組織の可能性を拡大させる人材育成のプロ

増田和芳(ますだかずよし)

合同会社 富士みらいクリエイション

コラム

早口言葉で笑いが出る場所をつくってみよう!

2020年5月20日 公開 / 2020年5月24日更新

テーマ:コミュニケーション 会議

コラムカテゴリ:ビジネス

私の名前で検索するとウィキペディアに載っています。よかったらチェックしてみてください。増田和芳で検索を!

最近意識しているのは、「笑い」です。だからといって、お笑いの道に進むわけではありません(笑)。最初のウィキペディアは笑いをとるために書いたわけではありません(笑)。

よく人が警戒心を持っているときには、いわゆる「真剣な顔」をしています。面接、会議、発表などなど、こうした真剣な顔で物事を始める場面は世の中にたくさんあります。逆にヘラヘラ笑っていたら、「この人は緊張感がない、真剣さがない」とみなされてしまうことも多々あります。果たして本当にそうなのでしょうか?「真面目な表情をしてください」と依頼しますと、口を真一文字に結んで、まるでなにか怒っているかのような表情をしている人がいます。真面目さをPRするために、口を閉じて、目を鋭くしてというのがなにか当たり前になっているようです。凛々しい表情というのもこれに近いものがあるかもしれません。

たしかに真面目な表情で物事に臨むのは一つの考え方ですし、こうした表情を相手に伝えなければ問題が解決しないようなこともたくさんあります。ただ、一見して「怖い」と思う表情は、相手が胸襟を開いて話すのを否定する感じになるものです。まともに話ができなくて、リラックスもできない。そんな状況では、話をしたいと思っても本心をさらけ出して話すことなんてできません。

私は、かつて教育研修会社で営業をやっていたときには、初対面のお客様には「まず笑ってもらう」ことを目指しました。笑いがでるというときには、相手が警戒心を解く一つの証です。その場の氷のような空気が一瞬溶けるような感じになります。ですので、まず笑いが出るような話題、あるいは、たいていの人がクスっと笑ってしまうようなことを話します。

研修講師として登壇しているときにも同じようなことを目指します。人に対して「嬉しかったこと」を話してもらう、あるいは、ちょっとしたあるある冗談を言ってみる。綾小路きみまろさんほどの強烈なものはないのですが、たとえば、やってはいけないようなことを実演してもらって、「実際にみなさんはこういうことをやっている人がいるんですよ」、と言ってみる。「あるある」な身近な事例を持ち出すと、つい「プッ」と笑ってしまう人がいます。そうなると研修の場も徐々に硬さがとれてくるんです。
こうして何か「笑い」をコミュニケーション場面のどこかに入れることによって、その場の空気が柔らかくなるのです。

そして、この笑いこそが、新型コロナウイルスと共生し続けていく今は求められているものではないかと思います。職場、家庭など、様々な場で笑いがあることで、空気が少し柔らかくなるのです。笑いがあるくらいに空気が和らいでくれば、相手との関係も信頼に基づくものとなって強くなるのではないでしょうか。お笑い芸人さんのように、しょっちゅう笑わせる仕事ではないので、そのようなことを目指すことはありません。ただ、笑いがあるからこそ、恐れや不安の気持ちから少しずつ解放されるのではないかと思います。

たとえば、早口言葉。

「早口言葉言えるようにみんなでがんばろう!」と笑顔で誰かが言ってくれれば、なんだかがんばれるような気持ちになる。また、こういうご時世ですと、「みんなで一緒にやろうよ~でも、三密は避けてね」と、笑いを交えながらも柔らかく言えば、きっとその三密を避けるようなことをしてくれるはずなのです。険しい顔をして、「三密を防ぎなさい」「消毒しなさい」「ソーシャルディスタンスだから離れて」っていっても、いやいやながら三密をなくすようにしようとなるわけです。これでは、雰囲気が悪くなります。

「密集阻止、密接阻止、密閉阻止」「密集阻止、密接阻止、密閉阻止」「密集阻止、密接阻止、密閉阻止」

早口言葉をなんどか言ってみると、だんだん表情の筋肉がほぐれて柔らかくなります。オフィスで働いていた人たちは、テレワークで仕事をしていると、仕事でパソコンを見ながら怖い顔をしてしまう方が多く見られます。ご家族に画面の後ろから呼び止められると、「もーなに!うるさいなー」って言って、またそれで怖い顔になってしまう・・・これでは、どんどんギスギスした場所になってしまいます。そんなギスギスした場所にいる日々をなくしていくためにも、笑いは大切なのです。

早口言葉を言えている人は、表情がとても明るいし、やわらかいのです。そのやわらかい表情であるからこそ早口言葉を言えているのです。言えないよりは言えている方が楽しい笑いになります。もちろん言えなくても楽しいときはあります。言えない人の目を見ていると、その人が心から笑っているかなんとなくわかりますね。

笑いと表情に着目をしてみるといろんなことが見えてきます。怖い顔よりは笑いのある顔の方がいい。そんな顔で仕事をする人たちがこれから増えてほしいですね。新型コロナウイルスと共生する社会であっても、なにか笑いになるようなものを自分で見つけてみてください。

テレワークで仕事をするような職場であっても同じです。安心かつ安全な場所が、笑いのある楽しい場所が、オンラインでも集合でもつくられればいいのではないかと思います。そんな場をつくれるように、私はこれからも研修やコンサルティング、相談場面などで笑いをもたらしながら力を尽くしていきたいと思います。

ちなみに、私の苦手な早口言葉。「東京特許許可局」

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