大石知広プロのご紹介
成熟社会の日本人の生き方に合った家具を、浜松から発信(3/3)
毎日の生活と家具が調和する「美しい普通」をデザインする
無垢板のオーダー家具の中でも同店らしさがにじみ出る一つに壁面収納があります。
「例えば男性からは『隠れ家的な書斎を持ちたい』という声をよく聞きます。無垢の木質感が際立つ書棚に自慢のコレクションや蔵書が並ぶ様は、そこにある物の歴史も巻き込んで新たな時間が創られる…そんな男性のロマンを叶えて差し上げたいですし、また女性なら食器棚にこだわって、ダイニングの景色の一部としてしつらえるのも素敵です。よりパーソナルな部分に寄り添うことができる点で、独自の壁面収納をご提案できると思っています」。
無垢材を活かすという意味では塗装にもこだわり、年月とともに味わいの増す草木オイル仕上げや、日常使いに適した耐水・耐熱に優れたセラウッド仕上げなど、好みに応じて選ぶことができます。
手作業で一つひとつていねいに仕上げる製品には生気が宿り、作られた経緯や社会貢献への想い、背後にあるストーリーが雄弁に語りかけてくるようです。同社が考える「暮らしのデザイン」とは、毎日の生活と家具が調和する「美しい普通」。「日本人は日常の些細なモノやコトが一番美しいことを知っている民族です。その知恵をプロダクトデザインに反映すればいい。そう考えています」。
大石さんは家具づくりに取り組むと同時に、木育(もくいく)の伝え手としても幅広く活動しています。「子どもをはじめとする全ての人が『木とふれあい、木に学び、木と生きる』ために、ジャンルや世代を超えてつながっていけたらと思います」と、優しい笑顔で語ってくださった大石さんでした。
(取材年月:2014年12月)
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