結婚前に実母が他界していたこともあり、心から信頼して育児の相談ができる人がいませんでした。
義理の家族は幼稚園受験からスタートし、私立小学校・有名大学への進学を目標に毎日頑張っていました。
そんな姿を目の当たりにして私も親として優秀なこどもを育てなければいけないというプレッシャーがありました。
こどもが1・2歳の頃は義理の家族の前では、甘えてくるこどもを突き放したり、無理に勉強させたりと私のやりたい育児とは逆の事をしていました。
そんな私を見て、お教室の先生は私に毎回大丈夫かと声をかけてくれました。
私は何でもどんな時でも我慢する癖がついていたので、毎回「大丈夫です。」と答えていましたが、ある時先生は私が大丈夫じゃないから声をかけてくれているんだということに気がつきました。
先生に義理の家族と教育の方針が合わないこと、実母がいない寂しさを素直に話すと、その日から心がすっきりしました。
イクウェルの方針はこどもにはたっぷりの愛情を！怒らない育児。勉強は無理にするものではなく、一緒に楽しめればOKできなくてもOKというスタンスで私がやりたい育児と一緒だな。これなら続けられるかも！とその時に思いました。
厳しくないのでやはりすぐにできる子にはなりません。
でも、確実に身に付いていることは実感できます。
こどもは小学生になり、自分で毎日当たり前のように勉強する子になりました。
本を読むのが大好きで、速読のスピードは私よりも早く、到底追いつきません。
これからも無理せずあせらず人と比べることなくこどもと一緒に勉強していきたいと思っています。