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小林裕市

住宅ローンをはじめ金融面でサポートする実務派FP

小林裕市(こばやしゆういち)

株式会社アクトFPオフィス

コラム

「老活」…老後難民にならないために

年金・老後

2013年12月17日

「老活」という言葉をネットで検索すると2億以上の関連記事が出てきます。私の記憶ではつい最近出てきた「言葉」だと思っていましたが、スゴイですね…そのほか、この「活」という文字を使った言葉は「就活」「婚活」「終活」…などなどありますが、とある検索エンジンソフトでそれらを検索するとなんと「老活」がダントツで関連記事が多いのに意外な感じがします。
そこで私自身も実践中でもある「老活」について、今回はお話したいと思います。そもそも「老活」とはなんでしょう?広辞苑では調べられないようです…「自分らしく豊かで幸せな老後を送るために、「今」できることを考え、実行に移すこと。」…とある専門家の解釈。簡単に言うと「終活」の前にすること!?
では、本題に入ります。キーワードは「お金・健康・趣味」ではないでしょうか?そこでまず先立つものと言えば「お金」ですね。ここでは「お金」にスポットを当ててお話したいと思います。公的年金もどうも怪しくなってきた昨今、老後生活をいつまでもあなた(国)任せではいけません。ここでいう「老活」のひとつの大きな活動は資産運用ですね。如何に「お金」に働いてもらうか!代表的な例では、是非はともかく、最近「ラップ口座」が順調に増えているようです。また、金融リテラシーを向上させるために、私も仕事柄良く顔をだしますが、証券会社などの金融セミナーへの出席ですね。出席者は70歳以上とみられる年配の方々が大半を占めていますが…残念なのは40代~50代の方々の出席率が悪いことと、どうでもいいことですが、私と同業であるFPらしき人影もまったくない?資産運用相談の看板を掲げているFPは数多くいるはずなのに…
一般的には老後生活の1か月の不足金額は5万円とも言われています。この金額を働いて補うか?資産運用で補うか?金融資産を取り崩して補うか?補うための代表的な方策はこの三つですね。しかし、働くのは体力的にも限界がありますし、預金取り崩しはあまりにも寂しすぎるし…この数字はあくまでも平均値ですので、すべてを鵜呑みにすることはできませんが、公的年金だけでは豊かな老後生活はおくれないことはお分かりいただけると思います。この5万円ですが、老後生活を20年間と仮定すると単純合計で1200万円となります。その他に住宅の修繕費、孫への小遣い等々どうもこの1200万円では足りないようですね。退職金などで十分な金融資産がある方は特に問題ないかもしれません…いや、退職金の額が多い方は現役時の給与水準も高いため、公的年金だけでは当然に豊かな老後生活はありえません。
こうして考えると「老活」は「老」の文字があるがために晩年に活動すれば良いと思いがちですが、公的年金制度が現在より良くなることはないと思われる方はぜひとも、遅くても40歳代から始める?ことをお勧めしたいと思います。

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