相手の立場に立ってみる、という考え方を知ってから、会話の視点が少し変わった気がします。


相手の話を掘り下げる、オウム返しをするというアドバイスを受けてから実践していますが

非常に効果的で、どんどん相手から話を引き出すことができるようになってきました。

実践して感じたのは、今までは相手の話の途中で自分の意見を言ったり、話の方向を変える質問をしていたという事です。

今までは、会話に「間」ができるのが嫌だったので、話が一区切りついたら即座に新たな質問を投げかけるなどしていましたが、オウム返しをしていると、その「間」の後に話の続きをしてくれるんですよね。

自分が話の区切りだと思っていた先にまだまだ話の続きがあったのだと、これに気がつけたのが大きかったです。


相手の立場に立って考えるという視点を意識するようになってから、なぜ自分から話題を振っても話が盛り上がらないのか、という事でも気づきがありました。

相手にとって興味のない、または共感のしようがない話題を振っているんだろうな、という事です。

自分は相手の話を掘り下げる、という事を意識しているので、興味のない話題でもガンガン掘り下げるのですが、他の人の視点に立ってみると、興味のない話をされたって、普通、掘り下げる気なんて起こらないってことに気が付きました。

盛り上がっている人の話を聞いていると、だいたい共通の話題や価値観について意見を出し合ってるんですよね。

結局、自分の問いかけが相手に興味がなかっただけで、相手が何を言ってほしいのか、どういう会話がしたいのかという所にフォーカスすると、どういう言葉を選べばいいか、という所に意識が向けられるようになってきて、会話の自信に少しつながったように思います。