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深田倍生プロのご紹介
ビジョンを達成する最適な戦略とIT化を支援(2/3)
海外で日本人はどう見られているかなど、ベトナム駐在で多くのことを学んだ
生まれてからずっと島根で暮らしてきた深田さん。大学卒業後、同社に就職したのは、システムエンジニアという職業が注目を浴びつつあったからだそうです。 「長男は地元にいるのが当たり前という育てられ方をしていたので、県外に出る発想はありませんでした」
ところが、会社が成長するにつれて県外の案件も増え、自社ソリューション拡販のために東京支社が誕生。さらにアジア市場に目を向け始め、深田さんは2018年、ベトナム駐在員を命じられました。島根から海外へ。大きな転機になりました。
「島根県には『まめネット』という医療情報ネットワークがあり、地域の医療機関が医療情報を共有しています。JICA(国際協力機構)等の協力を得て、当社が開発に参画したシステムをベトナム版『Mame-NET』として運用することになりました。しかし、ベトナムの地域の医療現場にITに詳しくない人が多く、カルテの項目もばらばら。ベトナム人の使い方に合わせた修正が求められました」
日本とは異なる文化や価値観の中で、現地の人たちに受け入れてもらえるように段取りを整えたり、ねばり強く交渉したり。ノウハウを押し付けるだけでは適切に活用してもらうことが難しいと感じ、有用な取り組みであることを認めてもらうおうと心を砕いたそうです。
「日本人はなかなか決断しないとの批判がある一方、相手へのリスペクトを忘れないと評価されています。日本人がどう見られているか、どのように立ち振る舞えばいいかを知ることは、海外展開をしていく上で重要だと実感しました」
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