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加藤圭吾

屋根、外壁リフォームのプロ

加藤圭吾(かとうけいご)

株式会社フォーシンク

コラム

傷んできた屋根外壁を「自分で直す?」「プロに依頼する?」

ご提案

2017年4月30日 / 2017年5月6日更新

日頃からのご愛顧ありがとうございます。外壁診断士の加藤です。前回は、屋根外壁塗装リフォームを検討するにあたっての重要事項であります「外壁の補修が必要な劣化の症状」についてご報告させていただきました。今回は、傷んできた屋根外壁を、「自分で直す?」「プロに依頼する?」についてご説明させていただきます。

① できれば自分で補修したいと思っている方へ

①-1 自分でできる補修の範囲
0.3mm以下の小さなひび割れは自分で補修ができます。また難易度は高めですが、シーリングの割れも自分でできる範囲内です。ただし、地上から手の届く箇所のであることが絶対条件。安易に足場や脚立に上がって作業をするのは絶対にやめましょう。落ちた時の打ち所が悪く、最悪の場合、命を落とす危険性もあります。何かに登らないと作業できない高所の補修は、プロへ依頼してください。

②-2 自分でできる補修–難易度中
0.3mm以下のひび割れ(モルタル外壁の場合)補修
0.3mm以下(ヘアークラック)のひび割れの場合、自分でも補修することができます。1mmを超えるひび割れは、外壁の下地や構造部分にも影響が出ている可能性があるため、プロに補修を依頼することをオススメします。

②-3.自分でできる補修–難易度高
シーリングの補修
【必要な材料&工具】




■シーリング材
■シーリング(コーキング)材専用プライマー
■シーリングガン
■カッター
■マスキングテープ
■バックアップ材 もしくは ボンドブレーカー
■ヘラ
■刷毛

まず・・
①古いシーリングの撤去
カッターで切れ目を入れて、既存のシーリングを撤去します。目地内の削りカスや埃などもしっかり取り除きましょう。


※こびりついているシーリング材もきれいに削ぎ落としてください。
②バックアップ材やボンドブレーカー等を用いて2面接着します。



③壁にシーリング材がつかないよう目地のまわりにマスキングテープを貼り、刷毛でシーリング専用プライマーを塗布してください。


④シーリング材を充填します。


⑤充填後ヘラで押さえ、成形してください。最後にマスキングテープを剥がして完成となります。



①-4 自分で補修した場合に知っておくべきリスク
最も気にしておくべきリスクは、“どのぐらい補修の効果がもつか”ということです。補修後またすぐにひび割れなどが再発してしまった、というケースも少なくありません。補修後は定期的に補修箇所をチェックしておいた方が安心です。


② プロに依頼するべき補修とその費用

②-1 プロにお願いするべき補修
上記でご紹介しました「ひび割れ」「コーキング割れ」以外の補修は、塗り替えの必要性があるため、プロへ依頼されることをオススメします。全体的な塗り替えは部分的な補修とは異なり、洗浄・養生・塗装といくつもの工程があり、様々な知識が求められることから、一朝一夕でできる作業ではありません。また必要な道具や材料を集めるだけでも、相当の手間と費用がかかります。

②-2 プロに依頼した場合にかかる費用
一般的な2階建住宅の外壁と屋根(塗り面積200㎡相当)を塗装した場合、80~150万円程度の費用がかかると言われています。

★まとめ★
外壁に何等かの不具合を見つけていても、「手間と費用を考えると、なかなか…」というのが多くの方の本音ではないでしょうか。ですが一度不具合が発生すると、加速度的に外壁の劣化は進行していきます。手間も費用も最小限に抑えるには、気づいたときに対処するのが一番です。まずは補修すべき症状かどうかを定期的にチェックし、必要があれば補修を行ないましょう。



以上
傷んできた屋根外壁を、「自分で直す?」「プロに依頼する?」について説明をさせていただきました。次回は、「プロ(業者)に依頼する場合の注意点と費用」についてご説明させていただきます!乱文に最後までお付き合いをいただき ありがとうございました。

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