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森井勇介

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コラム

第2回 白内障手術の歴史

2012年1月21日 / 2014年7月3日更新

第2回は白内障手術の歴史ついて述べさせていただきます。白内障は人類の歴史とともにあった古い病気で、紀元前800年頃、インドのスシュルタという偉い先生が、外科手術の本を書かれ、そこに白内障手術の方法も述べられています。
 日本に白内障手術が伝わったのは、1360年前後で、インドから中国を経て伝わってきました。手術方法は、鍼で眼球を突き、水晶体を硝子体内に脱臼させていたそうです。勿論、麻酔などない時代でしたから、凄い痛みだったでしょう。また、抗生物質もないので感染症もかなりの確率でおこったと予想されます。世界中で、この「墜下法」という手術が1800年頃まで行われていたようです。当時の成功率は30%前後。その後、角膜を切って、水晶体を取り出す「摘出術」が行われるようになりました。20世紀も半ばにさしかかった頃、第一の革命が起こりました。1949年、イギリスのリドレー医師が人工水晶体(眼内レンズ)を発明。更に、アメリカのケルマン医師が超音波乳化吸引装置を発明。これが、第二の革命です。この二つが合わさって、ここ20年程の間に、爆発的に術式が洗練されてきました。
 私が眼科医になった頃は6mm切開が主流で、白内障の強い方は10mm切開するというのが当たり前でした。現在は折畳式の眼内レンズが普及し、2mm台の切開創で手術を施行する事が可能です。
先人達の努力、血の滲むような試行錯誤の甲斐あって、現在のような、患者さんに負担のかけない手術法が発展してきました。現在でも、世界で一番多い失明原因は白内障です。幸い、私たちは豊かな日本に住んでいるお陰で、この文明の利器に供することができます。今後も我々眼科医は、少しでも、患者さんに負担を掛けず、より良い術後視機能を提供できるように日夜努力を重ねていきたいと思っております。

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