コラム
「仕掛人・藤枝梅安」と灸頭鍼
2023年2月21日
先日、映画「仕掛人・藤枝梅安」を見てきました。(なんと一人で!!)
「鍼医者」である梅安がどのような治療をするのかに興味があったからです。
鍼灸シーンが思ったよりも多くて満足しました。
菅野美穂さんが肩に刺鍼されて気持ちよさそうにしている場面、いいです〜!!
梅安の数々の名言も聞けました。
その一つは、「体がよみがえれば心もよみがえる」・・・だったと思います。ちょっと自信ないけど。
自分もそういう施術をしていきたいな〜と思いました。
心がよみがえれば、きっと「えがお」もよみがえりますよね。
梅安先生、大変僭越ながら目指すところは私も一緒です!
その一方で、鍼を殺しの道具としても使う、というのは、一体どんな気持ちなんでしょうか。
私には想像もつきません。
そんなことをしなければならない運命に生まれてこなくて本当に良かったです。
一つ気になったこともありました。
灸頭鍼(体に刺した鍼の柄の部分に、球状にしたモグサをつけて燃やす方法)は、江戸時代にはなかった気がする、と思って調べてみたら、やはり昭和に入ってから笹川智興という先生が始められたようですね。
でも、映画を見た人の中に「あれは何だ?」と興味を持ってくださる方が少しでもいたら、鍼灸師としてはとても嬉しいので、問題ナシです。
4月7日には続編(?)も公開されるので、また映画館に行ってきたいと思っています。
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