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山田かずえ

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山田かずえ(やまだかずえ) / 鍼灸マッサージ師

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コラム

鍼灸(はりきゅう)の効果、どんなときに選ぶか

2022年2月27日 公開 / 2022年3月8日更新

テーマ:鍼灸 東洋医学

コラムカテゴリ:医療・病院

コラムキーワード: 東洋医学鍼灸治療不定愁訴 対応

鍼灸に興味はあるけれど、「どんなときに施術を受けたらいいのかわからない」という方も多いことでしょう。
そこで今回は、鍼灸が強みを発揮できるのはどういうときか、私なりの考えをお話ししたいと思います。

鍼灸の効果が期待できるとき

結論から言うと、
① つらい症状があるのに医師から「異常ありません」と言われてしまったとき
② 病院で治療を受けているのになかなか効果が感じられないようなとき
③ 一時的には治っても同じ症状が繰り返し現れるとき
④ なんとなく体調が悪い、いわゆる「不定愁訴」があるとき
などには東洋医学的なアプローチを試してみる価値があります。

もちろん、西洋医学で治る症状にも鍼灸が有効なことが多いので、本音を言えば上に書いたようなとき以外でも鍼灸を試して欲しいと思います。ですが、どちらでも治るなら健康保険を使えたほうがお財布に優しいですよね。

鍼灸の保険適用

鍼灸施術にも健康保険を使える場合はあるのですが、適用条件が厳しく、自費になってしまうケースが多いのが実情です。健康保険を使っての鍼灸施術については、マッサージ/整体/整骨、いろいろあるけど違いはなに?をご覧ください)

鍼灸のいいところ

病院では、検査で異常が見つからなければ、いくら辛い症状があっても「異常なし」と言われてしまうことがありますよね。
症状を抑える薬を処方されたり、物理療法(温熱療法、腰椎や頸椎の牽引など)を続けて様子をみたりするなどの治療がなされることもあります。
もちろん、それで治っていけば理想的ですが、なかなかそうならないことも多いのではないでしょうか。

私たち鍼灸師は、病院での検査とは違った角度から体の異常を探ります。舌や脈、圧痛があったり硬くなったりしているところ、冷えや熱感のあるところを観察するなどして、患者さんの全身の状態を見るのです。
そうすると、西洋医学的な検査にはひっかからない異常・・・というより「体が発しているサイン」とも言うべきものが見つかり、それに対して施術することによって、症状が楽になっていきます。
時には、肩こりで施術を受けに来てくださった方の体から「このままでは病気になるよ」というサインを感じ取れることもあります。そして鍼灸はそういう状態へも対処することが可能です。
これがよく言われる「未病を治す(みびょうをちす)」、つまり「まだ病気になっていない状態のうちから治す」ということです。

一時的には治っても同じ症状が繰り返し現れる場合は、表面にあらわれている症状の裏に根本的な原因があり、それが治っていない可能性が考えられます。
東洋医学では対症療法のことを「標治(ひょうち)」、根本原因への対処のことを「本治(ほんち)」と呼んで区別しています。どちらも大切ですが、標治だけでは完全に回復しないこともあります。
例を挙げるなら、体のどこかに痛みがあるとき、その痛みを取る施術が標治です。その痛みが体の冷えから来ているとしたら、その冷えをとらなければ治りが悪かったり、治っても同じ症状を繰り返したりします。それに対処するのが本治です。
鍼灸ならば、標治も本治も同時に行うことができますので、根本的な解決を目指せる可能性があるのです。

また、西洋医学では新しい検査や治療の方法が次々と生み出され、費用もどんどん高額になっていく傾向があるように感じます。それとは違って、東洋医学には先輩たちの何千年にも及ぶ膨大な知恵の蓄積があり、それを無料で使わせてもらえるのです。(東洋医学だって新しい考え方や施術方法が生み出されていないわけではありませんが。)
わかりやすい例として「特効穴」を挙げましょう。これは、「どうして効くのかわからないけれど、この症状はここに施術すると治る、と伝えられているツボのことです。
実際、長い期間、病院での治療を受けてもものもらいが治らず困っていた方に、ご自宅で毎日、人差し指にある特効穴に温灸をしていただいたら治ってしまいました。
治ったのは私の手柄ではないなぁとも思いますが、症状がなくなり“えがお”を見せてもらえたなら、それでよしですよね。知恵を残してくださった先輩方に感謝し、心の中で手を合わせました。
ものもらいのツボは鍼灸師なら誰でも知っているほど有名ですが、ほかにもたくさんの特効穴があります。
もちろん、先輩方の膨大な知識は特効穴に限りません。先ほど述べた体のサインの見つけ方も、本治や標治という考え方もそうですが、たくさんありすぎて一生かかっても学び尽くせないほどです。
私の場合、それらを組み合わせながら、施術方法を考えていきます。

さきほど「未病を治す」という話をしましたが、鍼灸院を訪れてくださるのは、「未病」よりも「久病(長く煩っている病)」の方が多いと思います。
いろんな病院を渡り歩いたけれど、どうしても楽にならないので、試しに鍼灸でも受けてみようか・・・というような方です。
長く続いている症状は、鍼灸施術でも回復までに時間がかかることが多いですが、時には驚くような即効性が得られることもあります。それは、西洋医学の治療よりも鍼灸の方が合っていたケースと言えると思います。私は、そういう症状も案外多いのではないかと感じています。

鍼灸は痛い?怖い?

ここまで読んで、ちょっと興味がわいてきたという方がいらっしゃったらうれしいです。
でも、実際に施術を受けることを想像すると、「体に鍼(はり)を刺すなんて痛いんじゃないか」「怖くて無理だ」と思ってしまうかもしれません。
私自身も、鍼灸学校に入学して初めて自分の体に鍼を刺したときには、すごく緊張しながら怖さをなんとか乗り越えたことを鮮明に覚えています。
しかし、プロの鍼灸師が刺す鍼は、基本的には痛くありません。使用する鍼はとても細いものです。
逆に、コリのあるところに鍼がバッチリ当たったときは、クセになりそうなほど気持ちいいですよ。

繰り返しになりますが、つらいのに「異常なし」と言われた方、しばらく病院の治療を受けているけど効果が感じられない方、同じ症状を繰り返している方、なんとなく体調が悪いと感じる方は、一度、鍼灸院を訪ねてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いたプロ

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