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栗栖佳子

ビジネスコーチのプロ

栗栖佳子(くりすよしこ)

株式会社宙(sora)

コラム

3月の「入社前研修」で差がつく新人研修

新入社員研修

2018年2月13日


就職が決まり、いよいよ4月からは社会人。
そんな彼らにとって入社前の2月、3月は大学の試験や卒論、卒業旅行や
新天地への引っ越し等で忙しい毎日かと思います。
「社会人になるのは入社式から」上手に気持ちの切り替えができればよいのですが・・・
学生気分が抜け切れないまま入社式を迎える人も多いのではないでしょうか。
そこでお勧めするのが「入社前研修」です。
アスリートに例えるなら、スタート前に行う入念なウオーミングアップです。

社会人としての覚悟=自覚を持ってスタートダッシュを切ってもらうには
あえて入社前の2月、3月に社会人となる未来の自分としっかりコミュニケーションを
する時間をとることが必要です。

近年、新卒社員が3年以内に3割辞めていくという背景には
【不安】を抱えたまま入社したことが大きな要因になっています。
主な退職理由は次の3点です
➀【会社】に対する不満
②【仕事】に対する不満
③【人間関係】に対する不満です。

そういう意味からも入社前研修はノウハウ中心の厳しく&難しい研修ではなく、
自己承認感や自己肯定感を高めるワークショップと新入社員同士のディスカッションを
中心とした研修が大変効果的です。

特に同期同士が入社前に顔を合わせ、お互いが抱えている夢や期待感、
不安や迷いを共有することは、仲間意識=パートナーシップを育むことに繋がります。

特に、ネガティブな感情に対しては「自分だけではないのだ…」「自分も頑張ろう‼」
という意欲やヤル気が引き出され、入社後に仕事上のトラブルや
人間関係の悩みに直面した時に、それを一人で抱え込まずに済むようにもなります。

また、自分の中にある素晴らしい資質「リソース」を再確認するためにも
入社前研修は価値があります。
なぜなら、社会人として大きな壁を乗り越えて前に進むために必要なものは、
すでに自分自身の中にたくさんあることに気づくだけで、自分を信じ切ることができるようになるからです。

一方企業にとっても大きなメリットがあります。
入社前の時期に新入社員とのコミュニケーションが増えることで、
新入社員を受け入れるハード面だけではなくソフト面の準備もできるからです。
彼らのそのリソースを見つけ出し、それを組織で活かすためには何が必要なのか・・・
更に企業がやらなければならないことは迎え入れる新入社員と早い時期から信頼関係を築くことです。
新入社員の人材育成のスタートは、入社前から始まっているのです。

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