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金子稔

薪ストーブ住宅コンサルタント

金子稔(かねこみのる) / 建築家

エンフリー

金子稔プロのご紹介

設計段階から携わることで快適な薪ストーブライフをサポート(1/3)

金子稔 かねこみのる

薪ストーブの魅力をたくさんの人に伝えるために…

 「薪ストーブ」と聞くと、多くの人がリゾートホテルのラウンジやおしゃれなペンションなどを思い浮かべるのではないでしょうか。最近はインテリア雑誌などで薪ストーブが取り上げられる機会が増え、それに伴い、自宅に薪ストーブを設置する人も増えています。それでも、欧米に比べて日本の薪ストーブ普及率は依然として低く、間違った手順での施工など、薪ストーブの設置工事に慣れていない業者さんによる、危ない工事が後を絶たない現状も数多く見受けられます。そんな中、「エンフリー」の代表を務める金子稔さんは、「薪ストーブ住宅コンサルティング」を専業とし、圧倒的な知識とアイデアで快適な薪ストーブライフを送りたいと願う顧客を力強くサポートしています。

 お客様は大別して新築住宅と既存住宅に分かれますが、新築住宅に設置を望む場合、金子さんが携わるのは平面図、立面図作成の段階から。その理由は、「薪ストーブの機能を活かしきれていない図面ばかりを目にしてきたから!」と断言されます。具体的には、専門的な知識がなく、薪ストーブ住宅の施工実績が少ない設計者や工務店は、ごく一般的な図面を描き、最後に「薪ストーブはここに置けます」という程度の提案で終わってしまうからです。その場合、暖房効率やメンテナンス性を考慮していないプランがほとんどです。また「薪ストーブは吹き抜けに置くもの」と、誤った先入観を持っている人も少なくないそうです。それらの誤解は、薪ストーブ業界にも責任があると金子さんは言います。

 「薪ストーブ事業をサイドビジネスとして始める企業さまが増えています。そのことは薪ストーブが市民権を得る意味では大変良いことだと思うのですが、建築の知識が乏しく、空間の提案ができない業者の増加は、日本の薪ストーブ住宅の質が向上しない理由の一つなんです」

 薪ストーブが生活に密着した身近な道具として見直されてきた今、金子さんの元には、図面の段階から相談に乗ってほしいという依頼が殺到しています。

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