黒岩高弘プロのご紹介
「格安スモールスタート」で小規模事業のIT化を目指す(1/3)
身近なITの課題を共に考え、理解した上で活用できるようにサポート
インターネットが普及し、オンラインシステム・オンラインツールが発達するなど利便性が増しました。ビジネスをする上でも情報通信技術は有用ですが、IT(情報技術)の活用やセキュリティ対策などに戸惑いを覚える中小企業や個人事業主も少なくないでしょう。
「小規模事業者にとってITの導入は、ハードルが高いイメージがあるでしょう。そこでまず、私はお客さまが何をやりたいのか、どうなりたいのかを一緒に考えて、低コストかつ高パフォーマンスの方法を導き出し『やってよかった』という喜びを分かち合いたい」
そう話すのは、「TechnoKuro(テクノクロ)」代表の黒岩高弘さん。コンピュータプログラムを得意とするシステムエンジニアで、「身近にある『困った』『こうしたい』というリアルな声に応えたい」と2019年に独立しました。
大切にしているのは「すごく楽になった」ではなく「やってみたら、あんな課題やこんな方法がある。こうすればもっと便利になるだろう」と、クライアント自身の気付きにつながる「中間成果物」です。
「中間成果物、いわば企画などの途中経過を共有することでお客さまのリテラシー(情報活用力)を高め、双方で力を合わせてアイデアを模索していくことで共に成長していきたい」と黒岩さん。
最初から完璧を目指すのではなく、許容範囲内のコストで、今後につながる施策を生み出すことこそ重要だと言います。
「負担を軽減するために私がおすすめしているのが『格安スモールスタート』です。例えば、スマートフォン。機種変更で使わなくなった古い機器をカメラやレコーダーとして再利用するなど、手持ちの資産でできることを見極め、提案していきます」
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