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コラム

供養ってどんなこと?

2020年7月11日 公開 / 2020年8月8日更新

テーマ:仏教のこと

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

よく「ご先祖様の供養をきちんとしましょう」なんて言いますが、その供養って何をすることでしょうか?

こう聞かれると、「こうすることが供養です」と答えるのはちょっと難しいのではないでしょうか。

仏壇に手を合わせること? お墓参りをすること?


ちなみに広辞苑にはこのように載っています。

「三法(仏・法・僧)または死者の霊に諸物を供え回向すること」

なんとなくわかったようなわからないような感じですね。
すこし噛み砕くために供養の成り立ちを見てみたいと思います。


供養はどのようにできたか

供養の成り立ちは2,500年ほど前のインドに遡ります。

仏教を説いたお釈迦様が亡くなる時、弟子たちに「遺骨を納めるストゥーパ(サンスクリット語で塔のこと)をつくり、花輪や香料をささげなさい。そこに礼拝する人には、長い間ご利益と幸せが訪れるでしょう」と説いたと言われています。


このストゥーパが中国で卒塔婆(そとば)と音訳され、それが塔婆ともなりました。

つまり、ストゥーパが今日のお墓の原点と言えるものです。

このようにインド仏教の中での「供養」はお釈迦様のストゥーパにお花や香料を供えて礼拝し功徳を積むことでした。


これが中国に伝わり、儒教の先祖祭祀の考え方が取り入れられたといわれています。

儒教の先祖祭祀では、ご先祖様や亡き父母などを霊廟で祀ります。


インド仏教の仏であるお釈迦様を中心に三法(仏・法・僧)を供養するのではなく、ご先祖様をお祀りし供養するのが儒教の考え方です。


こうした習慣が日本に伝わり、日本ではインド仏教と中国の儒教がミックスされた先祖供養がなされています。


例えば、日本仏教ではお仏壇にご本尊様を祀り、ご先祖様の位牌を祀ります。
この両方を祀って供養するのが、日本仏教の特徴です。





・・・で、供養とは?

供養の成り立ちを見てきましたが、それを踏まえると広辞苑にある記載が納得できると思います。

「仏であるご本尊様を迎えてあるお墓やお仏壇」

「ご先祖様や亡き人を祀ってあるお墓やお仏壇」


ここにお花とお線香などを供え、ご先祖様や亡き人を思うということが供養と言って良いのではないでしょうか。





正直なところ、仏教に携わる仕事をしている人でなければ、「三法(仏・法・僧)にお供えし・・・」などというよりは、ご先祖様や身近な方を思って、感謝の気持ちを持つことの方がわかりやすく大切なことだと思います。

ご先祖様あっての自分ということを認識して感謝の気持ちを忘れないことが、何よりの供養になるはずです。


その一つの場としてお墓があれば、お墓を建てる仕事をしているものとしてはとても嬉しく思います。

 
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 
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