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三上康一

ロードサイド店舗の儲かる仕組みを構築する専門コンサルタント

三上康一(みかみこういち)

株式会社ロードサイド経営研究所

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コラム

受け取ってもらうチラシ配り

人材の定着率向上策

2018年5月9日 / 2018年9月22日更新

新規出店した際の集客策

 ある駅前に新規出店したチェーン展開をするロードサイド店の話です。新規に出店するということは、多大な投資を要するため、現場には本社から多大なプレッシャーがかかります。その店舗の責任者である店長にも大きなプレッシャーがかかっていました。

 新規開店のオープンイベントが終わると店の集客は落ち着いてしまうのが通常です。しかし、そこからが勝負なわけで、A店長は集客するにはどうするべきか試行錯誤した挙句、アルバイトスタッフ数名に相談することにしました。

 アルバイトA「店の前を通る人にチラシを配ったらどうですか」
 アルバイトB「チラシなんて受け取らないですよ、新聞折込の方がいいんじゃないですか」
 アルバイトC「チラシ配りって、暑い時とか寒い時とか大変ですよね」
 大方がチラシ配りに否定的な意見を述べている中、アルバイトDが言いました。

 「捨てる場所がないから受け取らないんですよ」

 その場にいた一同は、ハッとしたといいます。
 そこで店長は近隣の店舗にお願いして大きなゴミ箱を置かせてもらいました。その上で、店長が率先して店頭でチラシを配りました。「読み終えたらあそこのゴミ箱に捨ててください」と言いながら。

 そうすると、多くの通行者がチラシを受け取るのです。

 人間は、自分の取組みに成果を見出せないとやる気を失います。ある戦争捕虜に対する拷問で、地面に穴を掘らせ、大きな穴が出来たら、掘り起こした土をその穴に埋め戻す作業をひたすら繰り返させるというものがあります。これを毎日繰り返すと精神に異常をきたす、というもので、実際に行われていたか真偽のほどは定かではありませんが、成果を見出せない取組みはやる気を失わせると言えるでしょう。

 チラシ配りも同様で、通行人がチラシを受け取ってくれないと、配る側はやる気を失います。かといって強引にチラシを通行人に押し付けるわけにもいきません。的を射た発言をしたアルバイトDも見事ですが、それ以上にその発言を引き出した店長の手腕も見事だと思いました。

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2018-09-22
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