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三上康一

ロードサイド店舗の儲かる仕組みを構築する専門コンサルタント

三上康一(みかみこういち)

株式会社ロードサイド経営研究所

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コラム

繁盛店の特徴とは

リピーターの増加策

2018年4月27日 / 2018年9月24日更新

地方の繁盛店

 昨夜は、福井県の若狭湾に面した海沿いの街、高浜町で登壇後、現地を一人でぶらついて、ある居酒屋に入店しました。
 70歳を迎えるという人懐っこそうな店主にビールを頼んだところ、当日朝に現地の港で揚がった「ほうぼう」という魚の刺身をお勧めされ、ためらうことなくオーダーしました。この魚、骨が多い魚で、仕入れた後に時間をかけて骨を抜く作業をするのだそうです。
 また、自家製イカの沖漬けについては、イカをそのまま漬けて食べると硬いイカの目が口に残るため、1匹1匹、イカの目をとってから漬けるのだそうです。

 このような話から始まり、それら料理に合わせると美味しいお酒、郷土食「へしこ」の由来、最近の地域動向を温かさの感じる方言を交えて、色々教えてくれました。

繁盛店の特徴

 この居酒屋の対応から以下のことが読み取れます。

①原材料に手間をかけて品質を高めていること
 「ほうぼう」の骨抜きやイカの沖漬けの目玉取りなど、仕込みに時間をかけて商品の品質を高めています。

②顧客へ提案をすることにより店の付加価値を高めていること
 顧客のオーダーした料理に合うお酒を積極的に提案し、料理・酒双方のうまさを引き立てています。

③現地の店舗でなければ得られない体験や情報を提供していること
 郷土食の由来や地域動向、方言での受け答えなどは、現地の店舗でなければ提供できず、全国から見ると希少価値があります。

 なお、近畿圏ならず関東圏からもこの居酒屋で食事をするために来られるお客様も多いという話は、確かに頷けました。

繁盛店の特徴を自店に活用する

 この居酒屋の取組みは、ロードサイド店舗においても以下のように活用できるはずです。

①仕入れた商品をそのまま陳列するのか、陳列手法や陳列場所をひと手間かけて陳列するのか。
②単に商品を売るのか、使い方の提案をして商品を売るのか
③イベントなどその店に来なければ得られない体験、ニュースレターやPOPなどで有用な情報を提供しているのか

 繁盛店の特徴を変換し、自店において活用することが繁盛する店舗に共通する特徴なのです。

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