マイベストプロ埼玉
  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ埼玉
  3. 埼玉の法律関連
  4. 埼玉の遺産相続
  5. 松﨑豊
  6. コラム一覧
  7. 中高年のための現在・過去・未来を『生き抜く(息抜く)』書類 「遺言書」 総論 -相続のために、終活のために-
松﨑豊

終活と姻族関係終了のコンサルティングとサポートの専門家

松﨑豊(まつざきゆたか) / 姻族関係終了コンサルタント(死後離婚アドバイザー®)

松﨑行政書士事務所

コラム

中高年のための現在・過去・未来を『生き抜く(息抜く)』書類 「遺言書」 総論 -相続のために、終活のために-

2021年7月6日

テーマ:公正証書遺言書

コラムカテゴリ:法律関連

コラムキーワード: 遺言書 書き方遺言書 作成相続対策

松﨑行政書士事務所では、遺言書作成についてサポート、コンサルしています(終活全般でも対応しています)。

これまで「遺言書」のコラムとして、『公正証書遺言』と『自筆証書遺言の保管制度』のテーマでお届けしてきました。
今回はその「遺言書」の取りまとめの回として、総論としてお伝えします。

まずは、遺言の根本的なことからお話しします。
『私はまだ元気だから遺言を書くには早いのだ!』という方がよくいらっしゃいます。
しかし、そういう方は基本的に「遺言」の意味を勘違いしている、といったところから解説していきます。

実は、「遺言」という言葉には、2つの意味があるのです。
一つ目が『死にぎわに言葉を残すこと』で、いわゆる「遺書(いしょ)」の意味です。
こちらの意味の場合には、『死にぎわに言葉を残すこと』なので、元気なうちに書くというのは早すぎるからおかしいというのはわかります。

しかし、多くの人が多くの場合に使っている意味としては、次のものだと思います。
二つ目が『人が死亡後に法律上の効力を生じさせる目的で、 遺贈、相続分の指定、子の認知などにつき、民法上、 一定の方式に従ってする単独の意思表示』のことで、いわゆる「遺言書(ゆいごんしょ)」の意味です。
そして、遺言書というものは、『単独の意思表示』をするための判断能力(遺言能力)が欠けてからでは書けないものなのです。(民法963条:遺言者は遺言をするときにおいてその能力を有しなければならない)

ということは、つまり、遺言書は、「元気なうち」でないと書けないものなのです。
そして、遺言書は現在の意思表示をしておくものであるから、遺言は15歳から書けるようになっています。(民法961条 :15歳に達した者は、遺言をすることができる)

法律で15歳から遺言を書けるようにしてあるのに、『私はまだ元気だから遺言を書くには早いのだ!』というのは、勘違いであるということがわかりましたでしょうか。

遺言書は、現在の意思表示をしておき、そして、ライフステージに合わせてその内容を書き換えていくものなのです。
遺言で意思表示をできる年齢なので、それをしておきましょうということなのです。
ですから、『私はまだ早い!』は間違っているのですね。

人生はいつ何が起きるか、わかりません。
いつ事件事故に巻き込まれるかわからないですし、いつ災害に見舞われるかわかりません。
いつ意思表示ができなくなってしまうか、いつ余命宣告されるか、それもわからないのです。

だからこそ、遺言は「元気なうち」に書きましょう!

以下は、「遺言書」の総論として、これまでのコラムを『公正証書遺言』と『自筆証書遺言の保管制度』のテーマ項目ごとにまとめたものです。

〖 公正証書遺言作成の流れ 〗
1.公正証書遺言とは
2.公正証書遺言作成の手順
 2-1.公証人との打合せの前にしておくべきこと
 2-2.公証人との打合せから公正証書遺言作成まで
3.公正証書遺言のメリット
4.公正証書遺言書のデメリット
5.公正証書遺言と自筆証書遺言の保管制度のどちらを選べばよいのか
番外編 -遺言書を作成すべき人・ベスト10-
番外編 -無効判決の事例1.遺言能力がない-
番外編 -無効判決の事例2.証人が不適格である-
番外編 -無効判決の事例3.口授を欠いている-
番外編 -無効判決の事例4.真意と内容に錯誤がある-
番外編 -無効判決の事例5.公序良俗に違反している-

〖 自筆証書遺言書保管制度を利用するときの流れ 〗
<自筆証書遺言書作成の準備から保管完了まで>
1.自分の相続人と相続分、遺留分を確認する(推定相続人調査)
2.自分の財産の状況を確認する(保有財産調査)
3.具体的な遺言内容をどうするか決める
4.自筆証書遺言の下書きをする
5.遺言内容を専門家にチェックしてもらう(任意です)
6.実際に遺言書を作成(清書)する
7.遺言書を保管申請する
  その1.予約から当日法務局で提出するまで
  その2.保管申請で気になったこと
  その3.保管後に留意すべき点
保管した自筆証書遺言について
 ①.閲覧
 ②.保管の撤回(返却してもらう)と変更事項の届出
番外編 -検認手続きとは

遺言は「元気なうち」に書きましょう!

それでは、また。 今を大切に生き抜く(息抜く)。
終活相談
家系図作成コンサルティング
エンディングノートコンサルティング
遺言書、尊厳死の宣言書(リビングウィル)コンサルティング
相続手続きコンサルティング

この記事を書いたプロ

松﨑豊

終活と姻族関係終了のコンサルティングとサポートの専門家

松﨑豊(松﨑行政書士事務所)

Share

関連するコラム

コラムのテーマ一覧

松﨑豊プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
090-8561-7792

 

※コンサルティング中などで電話に出られない事があります。「メールでお問い合わせ」のご利用が確実です。
※営業の電話はお断りします。 ※非通知番号は応答できません。

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

松﨑豊

松﨑行政書士事務所

担当松﨑豊(まつざきゆたか)

地図・アクセス