マイベストプロ埼玉
  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ埼玉
  3. 埼玉の法律関連
  4. 埼玉の遺産相続
  5. 松﨑豊
  6. コラム一覧
  7. 中高年のための現在・過去・未来を『生き抜く(息抜く)』書類 あんしん「エンディングノート」 概論 -もしもの時に、終活のために-
松﨑豊

終活と姻族関係終了のコンサルティングとサポートの専門家

松﨑豊(まつざきゆたか) / 姻族関係終了コンサルタント(死後離婚アドバイザー®)

松﨑行政書士事務所

コラム

中高年のための現在・過去・未来を『生き抜く(息抜く)』書類 あんしん「エンディングノート」 概論 -もしもの時に、終活のために-

2021年2月28日 公開 / 2021年3月2日更新

テーマ:エンディングノート

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: 終活 いつからエンディングノート遺言書 作成

松﨑行政書士事務所では、エンディングノート作成のためのサポートしています。
(ご希望の方にはコンルティングも行なっています)
エンディングノート(あんしんノート、終活ノート)についてその概論をまとめました。

●エンディングノートとは

一般的にエンディングノートとは、自分に万が一のことが起きた時に、家族や大切な人に伝えておきたいことをまとめておくノートとして、また、自分自身のための情報整理ノートとして、自分の想いや情報を書き留めておくものです。
さらには、最期まで自分らしく生きるための、ワクワクするものや大切なもの、伝えたいものなどを、自らが見つけ出して書き記すことで、未来への道しるべとなるノートでもあります。
※なお、エンディングノートは、何度書き直してもよく、法的効力はありません。

●エンディングノートの目的

①.自分にとっても家族にとっても、“万一のことがあった時の助け”とすること
 ・介護や終末期医療、葬儀などについて自分の希望を記す
 ・大切な人へ相続の意思、財産などを記す

②.自分自身の備忘録として活用すること
 ・友人の情報、預金預け先の情報、医療の情報、お墓の情報などを記す

③.これまでの人生を振り返り、これからの人生を見直すこと
 ・人生の棚卸し、生き方の見直し、いまをより自分らしくよりよく生きるための指針(目標)を記す

●エンディングノートを書くことのメリット

➀.万一の時に、家族に迷惑をかけないで、自分の想いを託すことができる
 ・自分の想いというものを、死亡後のことだけでなく、認知症になったときや意識がなくなった時など、特に延命措置についての意思表示も併せて書いておくといいでしょう。
 ・死亡後の手続き先である葬儀会社、交友関係、役所、保険会社などへの連絡がスムーズになります。
 ・相続についても、借金の記載があるかないかで、相続を承認するか放棄するか判断が可能になります。

②.自分の人生を振り返ることができる
 ・最近のエンディングノートには、自分史を書く欄のあるものが増えてきました。今までの人生を棚卸し、これからどう生きていくのかを考えるきっかけになります。

③.自分の生きた証として残すことができる
 ・残された人からすれば、故人との大切なメモリアル(思い出)となります。

●エンディングノートに書いておきたい内容

①.自分のことについて
・基本情報(氏名、生年月日、血液型、住所、電話番号)、緊急連絡先、現在かかっている病気、病院名、既往歴(病名、病院名)アレルギーや健康上の注意点など、保険証、年金手帳、パスポートなど

②.自分史について
・自分の名前の由来、年代別の人生の思い出、自分の学歴、職歴、、受賞歴、住んだ場所など
特に認知症になってしまった時には、昔のことをよく覚えているというケースが多いので、その人の生い立ちや歩んできた人生を知ることにより、本人と家族や関係者がコミュニケーションをとれるようになります。

③.財産について
・預貯金、不動産、有価証券、借入金、ローン、借金の保証人、家系図、自身の財産など
これらについて整理することで、相続時のトラブル回避につながります。
また、借入金も相続財産です。相手先や残高を明確にしておくことで、家族の調査の手間が減り、相続の承認・放棄の判断も早めにすることができます。家系図も相続時に非常に役に立ちます。

④.保険・個人(私的)年金について
・医療保険、生命保険、年金保険、火災保険、自動車保険など
必要な時に家族がしっかり請求できるように、何の保険に入っていて、誰が受取人になっているか明記しておきましょう。

⑤.介護・告知や延命治療・献体などについて
・介護が必要になった時に、その面倒を見るのは誰に頼みたいのか(家族にお願いしたい/施設に入りたいなど)、介護費用をどこから充てるか(自分で準備しているのか)、資産管理を誰にお願いしたいか、告知の有無、終末医療や延命治療の方針、臓器提供や献体についてのことなど
介護状態になってしまった場合や、意思疎通がとれない状態で治療を受けたりする場合に役に立ちます。

⑥.葬儀について
・葬儀の有無、会場、葬儀費用をどこから充てるか、宗教、宗派について、戒名・法名について、葬儀の内容(規模、遺影、納棺時の服装、棺に入れてほしいもの、流したい曲)など
葬儀を行ううえで大切なことである菩提寺の有無、菩提寺の連絡先などは書いておきましょう。

⑦.お墓について
・希望する埋葬方法、お墓の場所、お墓の費用をどこから充てるかなど
上記が決まっていると、お墓から埋葬までの手配を行ううえで役に立ちます。

⑧.携帯電話、会員サービスなどについて
・携帯電話、プロバイダ、SNS、その他会員サービスなど(特に解約を必要とするもの)
意外と後回しになりやすい、各種会員サービスは死亡後の解約手続きが必要です。まとめて書いておくと手続きがスムーズです。

⑨.親戚・友人・知人リストについて
・親戚・友人・知人の氏名、住所、電話番号など
葬儀だけでなく、入院時の連絡をするうえで役に立ちます。お見舞いなどの連絡は、どこまでの範囲にするかわかるように書いておきます。

⑩.ペットについて
・ペットの名前、種別、生年月日、予防接種等、かかりつけの獣医、ペット保険の内容、飼育上の注意、自身に何かがあった時にペットの世話をどうしてほしいか、ペットの遺骨をどうするかなど
家族の一員でもあるペットについても、事前に決めておきましょう。

⑪.形見分け・遺品の整理(処分品リスト)について
・形見分け、遺品など
形見分け、遺品の処分方法など、遺品の整理の時、役に立ちます。

⑫.遺言書や依頼・相談先リストについて
・遺言書の有無、保管場所、遺産分割についてなど
遺言書の有無の記載は非常に大切です。それこそ、相続が“争続”とならないように、遺言書を残しておきましょう。
エンディングノートには法的拘束力はありません。遺言書を作ったのかどうか、保管場所を含め分かるように明記し、遺言書が確実に家族の手元に渡るように段取りしておきましょう。

⑬.大切な人へのメッセージ
大切な人への想いを伝えるために、元気なうちに書いておきましょう。

●書いた後のこと、保管のこと

エンディングノートは書いた都度、日付を付記しておくことが大切です。
複数ノートがあった場合には、新しい日付のものが本人の意思であると判断します。いつの時点の気持ちなのかをはっきりさせておきましょう。
エンディングノートはいつでも何度でも書き直していいものです。訂正したらその日付を書いておけばいいのです。
また、せっかく書いても家族が知らないということのないように、できれば保管場所と内容を共有しておきましょう。

●まとめ

エンディングノートに書くという作業は、思いのほか、体力を使い、手間がかかりるものです。なのでついつい後回しにしてしまう人が少なくないのでしょう。
しかし、生きるということは、いつ何が起こるかわからないということでもあります。残された大切な人たちが困らないように、元気なうちに早めに書きましょう。

いまを大切に生き抜く(息抜く)。
エンディングノート作成サポートに関するコンサルティング

この記事を書いたプロ

松﨑豊

終活と姻族関係終了のコンサルティングとサポートの専門家

松﨑豊(松﨑行政書士事務所)

Share

松﨑豊プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
090-8561-7792

 

※コンサルティング中などで電話に出られない事があります。「メールでお問い合わせ」のご利用が確実です。
※営業の電話はお断りします。 ※非通知番号は応答できません。

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

松﨑豊

松﨑行政書士事務所

担当松﨑豊(まつざきゆたか)

地図・アクセス