マイベストプロ埼玉

コラム

結婚写真の納品枚数。実は"理由"が大切。

2021年10月24日

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

『新しいものを得るためには、何かを捨てなくてはならない』

こんにちは。小林嘉明です。

今回は“結婚式の写真枚数”について。

あなたは、結婚式の写真はたくさんあった方が嬉しいですか?

まあ、ほとんどの場合、たくさんあった方が嬉しいはずです。逆に『少ない方が嬉しい』ことは稀でしょう。

なので、枚数が“結婚写真を選ぶ基準”になっていることも多いんじゃないかと思います。そこで今回は、枚数の多寡だけではなく“枚数の理由”まで掘り下げて見てみる考え方を紹介しますね。よかったら参考にしてみてください。

『写真枚数は多い方が嬉しい』

これは僕たちカメラマンもわかっています。だから『なるべくたくさん残してあげたい』そう思いながら撮影しているんですよ。

しかしながら、どんなに頑張ってもすべての瞬間を残せるわけではありません。体は1つしかないし、扱えるカメラの数にも限りがあります。必ず“残せない瞬間”があるんです。

“瞬間”という言い方だと連写や動画でどうにかなってしまいそうですよね。でも、それでも“ひとつの方向”しか撮れないんです。別の場所、別の人たちが織り成す素敵な物語を全てキャッチする事は難しい。

“視点”と言い換えればわかりやすいかもしれません。

例えばあなたが東京の街を観光しているとして、同時に大阪観光はできませんよね。これと同じ。僕たちは東京を撮影している間、どうしても大阪の撮影はできないのです。

だから“残す優先度”について僕たちは常に考え続けます。

- どっちが残っていたら嬉しいだろうか?
- 両方残す組み立て方はないだろうか?
- その為にはどこにスタンバイしているべきか?
- 誰とコミュニケーションをとっているべきか?
- 他の可用性はないか?

こんなことをずっと考えるんです。

もしかしたら、カメラ操作のスピードを速くしたら両方残せるかもしれない。フットワーク軽く移動できれば撮れるかもしれない。でも、両方やろうとするとどっちも失敗するリスクもある…

そんな綱引き。そして、選び取った結果だけが写真になります。

言ってみれば、カメラマンによって“瞬間の選び方”が違うので、違う写真に仕上がるわけですね。突き詰めれば優先度を決める“価値観”の違いがカメラマンの差といえるんですよ。

だから本当は、価値観でカメラマンを選ぶことができれば1番良い。あなたに考え方が近ければ近いほど、あなたの喜ぶ写真になりやすいから。

だけど価値観は本当にわかりにくい。伝えることが難しいし、表現することも難易度が高い。

だから、カメラマンを選ぶときは、枚数だけじゃなくて“その理由”も意識して注目してみると良いかもしれません。

人の数と同じだけ価値観はある。でも、なるべく近い人を選びたいですからね。写真プランを見るときによかったら参考にしてみてください。

この記事を書いたプロ

小林嘉明

新郎新婦、出席者の魅力を最大限に引き出すブライダル写真家

小林嘉明(KOBATONE)

Share

小林嘉明プロのコンテンツ