住宅ローン滞納・競売で困っている人へ。任意売却で解決を（2/3）

業務以外の手厚いフォロー。すべては「お客さまのために」

中島さんは、競売までのスケジュールや任意売却・その後の引越しに関わる手続きなど、微に入り細に入りクライアントに伝えています。中島さん自身の業務とはさほど関係ないことまで、詳しく説明するのには理由があります。

「競売が開始されると、その情報はインターネットや新聞に掲載されます。この情報をもとに、入札希望者は、自宅を見に来たり、周辺の住人に聞き込んだりすることもあります。こうしたことを事前に知っておけば、対策ができます。通常、競売開始までに、約3か月の時間があります。その間に任意売却をして情報公開されないようにもできます。仮に、どうしても市場で売れない場合でも、事実をきちんとお伝えしています。そして、次にすべき最善の対策もお伝えします。引越しに関しても、保証会社が保証人にならないと住宅を借りることができないなど、制約があります。他にも色々ありますが、お客さまが困るだろうと予想できることは、その都度タイミングを計り、お伝えしています」

任意売却でも競売でも、ほとんどが引越しせざるを得ないので、クライアントに代わり引越し先を探すケースもあります。「特殊なケースとなりますので、貸してくれる貸主を探すことは難しいです。何十社にアプローチしてやっと探し出せることもあり、こうした仕事はお客さまのご負担になりますので、必要な場合、代行もしています」

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