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澤根慎児

働く人と関わる全ての人を応援するカウンセラー

澤根慎児(さわねしんじ)

ヒトらぼ

コラム

自分を捨てて誰かを取り込む、その影響

対人関係から見えること

2018年7月8日 / 2018年7月9日更新

自分の大切にしていること、大切だと思っていたこと、思いもよらず通用しなくなることがあります。それがきっかけになり、成長する機会になることもあるのですが、パワーを持った人の影響だとそうとも言えなくなります。

仕事などの場合が多いですが、じわりじわりとそれまでの自分を否定されて、それがいつしか全否定となり、結果的に否定した人の全てを取り込んでいくようなことがあります。カリスマ性のある人の影響でそうなることが多いようです。

この場合、周囲に対してはとても悪い影響を与えてきます。その人にとっては、自分の全てを否定してしまったわけなので、今更戻ることはできません。どんな理由があっても、肯定し続けなくてはならないほどの重い決断です。その結果、周囲に同じ事をしていくことになります。相手を否定し、同じ価値観を埋め込もうとし、反発されると攻撃を強め、自らの正当性を強烈に訴えてきます。その場合は、主語が「私たち」「ここでは」となるようで一人称にはならないところが気付きやすいところです。

その当人は盲目的に信じて、受け入れた自分を肯定し続けなければいけない苦しい道を選択したわけですが、同じ目に合う人はたまったもんではありません。なぜなら、カリスマ性のある人の威を借りて同じ事をしているわけですから、実際にその人にカリスマ性はないわけです。言われている方からすると、威圧感があるだけの押し売り状態です。

しかし、人は職場など閉じた空間の中だと、この威圧感に負けてしまうことがあります。カリスマ性がないわけですから、威圧感も質の悪い刃物のようで、当てられた側のダメージはとても大きくなります。

もし、そのような環境になったとき、単純なことは、ひとりで抱えないこと、となります。無関係の客観的な立場の人に聞いてもらうことが効果的です。多くの場合は「それ変だよ」と言ってくれるでしょう。

私はそういった場に追い込まれた場合には、その場から去る、仕事であっても辞めるという選択肢が大切と感じます。抗うことにも疲弊しますし、四六時中威圧的環境を使われてしまうので、とても嫌なものです。辞めることすら労力を必要とします。だからこそ、同じ労力をかけるなら、辞める方が未来に繋がる可能性が大きいわけです。

自分の大切な思い、考え方、少しずつ変えていくことは必要ですが、失わないようにしていきたい、面接の現場から感じることです。

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澤根慎児

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