まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ埼玉
澤根慎児

働く人と関わる全ての人を応援するカウンセラー

澤根慎児(さわねしんじ)

ヒトらぼ

コラム

追い込まれる孤独から抜け出る支え

生きている中では、自分が本当にダメな人間に思えてくる、存在してはいけないのではないか、と考えがよぎる、時としてそんな瞬間があります。それは望む物ではなく、想像もしていない状況で起きることがあります。

それが、その人にとっての試練である、乗り越えることができるから起きている、という考え方ももちろんありますし、そんなポジティブ思考で乗り切ることが可能なかたもいらっしゃいます。一方で、その瞬間はとてつもなく重く、瞬間が永遠に続くような、とても恐ろしいものとして降りかかることもあります。

そんな時には、残念ながら、ポジティブ思考は役に立たないことが多いようです。考えるだけで前を向けるという便利な魔法ではないからです。ポジティブ思考が効くときは、根拠のあるなしにかかわらず、なんとかなる、という確信めいたものが存在します。ところが、その確信めいた何か、が感じられない時には、ポジティブ思考は役にはたちません。

そんなとき、一体何が大切になるのか。それは、近くて遠い存在、わかっているようでわからない存在、「自分」ということになります。

精神的に追い込まれる際には、最後には非常に孤独な環境になっていきます。そのため、だれかからのアドバイスや助けはなかなか届きません。その結果、考え方や思考の幅が硬直化し、これしかない、というような考えに囚われてしまいます。

そんなとき、そこからもっと悪化するのか、そこで滞留しながらも抜け出すのか、その最後の背中を押すのは、やはり自分ということになります。追い込まれた孤独な瞬間に、その場にいるのは、自分だけだからです。

人間関係の悪化、事故、トラブル、病気や怪我による喪失など、その人にとっての衝撃的な出来事が起きる際には、どうしても、孤独に追い込まれていきます。それは、避けられないことなのかもしれませんが、それでも、最後に自分が自分を守れるよう、自分自身を嫌いにはならないでいて欲しいと感じます。

そして、この嫌いにならない、それを支えてくれるのは、自分を信じてくれる誰か、ということになります。この存在が支えになり、自分を支えることができます。

最後に支えるのは自分、その支える自分を生かしてくれるのは、信じてくれる誰か、その人がひとりいるだけで、自分の判断は大きく変わっていきます。

みなさんは孤独に追い込まれたことはありますか?
どうやって、そこから、抜け出すことができましたか?

この記事を書いたプロ

澤根慎児

澤根慎児(さわねしんじ)

澤根慎児プロのその他のコンテンツ

Share