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澤根慎児

働く人と関わる全ての人を応援するカウンセラー

澤根慎児(さわねしんじ)

ヒトらぼ

コラム

頼れない、頼らない心

振り返ってみると、自分はこんな生き方をしてきたんだな、と改めて感じること、面接の場ではよく起こることです。

今まで、一生懸命に、あるいはその人にとって当たり前に生きてきた中で、壁にぶつかったり、前に進めなくなったり、困ってしまったり、そんな時に相談の機会が訪れることが多くあります。

大切にしてきた信念、例えば、人に頼らない、という強い意志、それがこれまでの生き方を支えてきたと言えます。何度か頼ろうか、と思ってみても、頼る方法がわからない、あるいは、先に頼られてしまった、そんな経験を繰り返すうちに、その信念はますます強くなっていきます。

この頼れない、という思いは、仲間に対して、妻に対して、夫に対して、パートナーに対して、あるいは、家族に、実家にと、さまざまな立場で起こるものです。プライドという表現も近いでしょうが、その人が生きるために必要だった手段、と考える方がすっきりと受け入れやすいように思います。

私が考え方を変えればいい、そういいながら、でも、それが出来ないんです、その繰り返しの思いが、ますます、変われないんだ、という気持ちを強化していきます。

それでも、その特徴を変えざるをえないほどの、その人にとって起きる時期、というのが有るように思います。そんなとき、変わること、よりも、広げること、そんな視点が大切に思います。

生きるために必要だった大切な方法、それは大切で強力な武器。
ただ、もし、今が苦しいなら、違う武器をもつ可能性を選択肢に入れること、その思考の広がりが、柔軟性になっていきます。最後の選択は、今までの同じ、「頼らない」という武器かもしれません。それでも、違う武器を選択肢に挙げられたのなら、今までより一歩進んでいるはずです。

変えること、今までを否定することではなく、今までの自分にOKをしっかり出して、その上で、今の選択肢をまずは考えることが一歩になることも多いように思います。

あなたは、生きるためにどんな武器を使ってきましたか?

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澤根慎児

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