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澤根慎児

働く人と関わる全ての人を応援するカウンセラー

澤根慎児(さわねしんじ)

ヒトらぼ

コラム

ストレスチェックは意味がない?

ストレスチェックの意味と使い方

2018年3月23日 / 2018年3月27日更新

ストレスチェックが導入され、多くの企業で行われています。
そんな中で聞くことが多いのが、結局、やるだけなの?ということ。チェックだけして何も起きないのであれば、会社にとっても従業員にとっても手間が増えるだけ、になりかねません。

ここで少し広い目で見てみると、管理職がよく考える視点は、ヒト・モノ・カネとなりますし、ここと理念がうまく実際に繋がっている状態が理想になるわけです。経営者、あるいは管理職は、ヒト・モノ・カネを管理することで、会社の理念である形を実現していくことで、ビジネスとして成り立たせるわけです。

つまりは、このヒト・モノ・カネをしっかりとコントロールするわけですが、ヒトは大切な財産であり、モノはそれを活かす、あるいは繋ぐ環境あるいは材料となっていくわけです。その結果が、カネという貨幣価値で交換されていくことになるのですが、ヒトがそのパフォーマンスをいい形で出していくことがもっとも大切なわけです。

そう考えると、ヒトがいい状態で働くための環境や教育が必要になってくるわけですが、その部分は評価し難いところもでもあります。管理職が経験をもとにいい形を考えたとしても、それはその人個人の経験ですので、必ずしもみんなにとっていい形なのかはわからないわけです。

そう考えると、ヒト、がパフォーマンスを出すためには、いい環境であり、いい学びができること、それを管理、コントロールすることが大切になるのが当然なわけです。その際に、その人のことを知らなければ、ミスリードしてしまうことになります。

カウンセリングという場は、実は、そういった「知る」ということにも長けていて、その延長戦上にメンタルヘルスやストレスチェックがあるような考え方もあるわけです。スタートがチェックや対策ではなく、「知る」こと。そんな観点からカウンセリングを活かしている企業さんもありますし、実際にそういった企業さんは、経営者と従業員がいい関係になれているように思います。

ストレスチェックは、義務化、報告書の提出、分析、フォローアップなど、やらなくてはいけないことが増えたように感じてしまいます。それでも見方を変えると、もともと必要だったことが出来ていないことから生まれたルールでもあります。経営資源を、大切な従業員を本当に大切にするために、「もともと必要だった」という観点に立ち返るために活用する、そんな意識が必要なんだと考えています。

「知る」ことからはじめたい、そんな企業さんが増えて欲しいと、日々感じています。

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澤根慎児

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