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澤根慎児

働く人と関わる全ての人を応援するカウンセラー

澤根慎児(さわねしんじ)

ヒトらぼ

コラム

相手を知るということ

対人関係から見えること

2018年2月2日 / 2018年3月27日更新

仕事をしていると論理的思考で出来事を考えることが多く、その根拠、筋道がしっかりしているほど上手く進むように感じます。

今、どんな問題があって、どうすべきなのか、こういった枠組みでものを考えていくことが実際には多いと思います。仕事上ではもちろんあるでしょうが、このような枠組みは、仕事だけではなく、人間関係の中にも起こってきます。上司と部下、親と子供、先輩と後輩、夫婦、同僚、友人、恋人などいろいろな形で起こりえます。

そもそも問題は何か、どんな結論を望むのか、こんな観点が思考の中には出てくることが多いと思いますし、論理的に考えるほど、終点をはっきりとしたくなるものではないでしょうか?

もちろん、これはゴールを目指す、目標をたてる、そんな大切な考え方でもありますが、必ずしもそれが最善ではないケースもあるように思います。

それは、人、が介在するからです。

チームスポーツを考えてみると、コーチが理想と思う形があり、それに選手を合わせていくのか、あるいは、合わないのであれば、合う選手を入れていくのか、選択をすることになります。ところが、実際に仕事や家庭の人間関係の中で問題が発生するシーンでは、人が合わせていく、人を入れ替えるというようなことは現実的にできないことが多いことになります。

そもそも、問題解決を考えるときは、自分が「コーチ」になっているでしょう。もし、それぞれが「コーチ」のような立ち位置で終点を思い描いているとすると、旨くいかないのが当たり前になってきます。そうすると、関わる人を知ること、それが本当の意味での起点になると言えます。それがわからなければ、思い描く終点はそれこそ絵空事になります。

実際にカウンセリングの現場で、思っていることと異なること部下やお子さんが感じていることに気づいて、ショックを受けながらも、大切なことに気づかれる方も多くいらっしゃいます。人を知る、というのは意識しているようでなかなか出来ていないことが多いのかもしれません。

私も、目の前の方を知ろうとできているのか、いつも問いかけながら現場に向き合っています。

身近にいる方を、皆さんはどれだけ知っていますか?


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