まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ埼玉
澤根慎児

働く人と関わる全ての人を応援するカウンセラー

澤根慎児(さわねしんじ)

ヒトらぼ

コラム

経験とアドバイスの関係

対人関係から見えること

2017年8月24日 / 2018年3月27日更新

経験というものは人が成長していく過程の中で大切な役割を果たします。自身に起きた様々な出来事と向き合い、時には悩み、自分の中で消化していきます。その経験が本人にとって大切な意味を持てば持つほど、何度も考え、理解し、その人の人生の中で、大切な意味として積み重ねられていきます。

その意味が大きければ大きいほど、その意味を人に対しても向けてしまうことがあります。往々にして大切に思う、あるいは育ててあげたいと思う身近な存在に向いてしまうことが多いようです。時には、その存在を否定し、排除することにも繋がってしまうほどの力として影響を与えてしまうこともあります。

大切な意味を持つ経験であったはずなのに、相手を傷つけ、排除する道具となる、こんなことが起こることもあるのです。それでも、力を向けた当人は気付かず、まだまだ駄目だな、などと相手を批判してしまうことよくあります。

何度も繰り返される思考、理解、それは言葉で表現する手続きでもあります。そうやって言葉で表現できるようになった時に、本当は経験と隣合わせにあった感情や気持ちが忘れられてしまうこともあります。もちろん、当人にはそんな意識はありません。自分の経験から良かれと思い、アドバイスを贈る、あるいは、評価・評論してしまう、その時には、言葉がむき出しの刃になっていることもあるのです。

人にとって自身のペース、リズム、感覚で歩いていくような学び、理解があります。そのペースやリズム、感覚を無視して、言葉で表現できる一部だけを渡してしまっていることはありませんか?

あなたのアドバイスは、むき出しの刃になっていませんか?

この記事を書いたプロ

澤根慎児

澤根慎児(さわねしんじ)

澤根慎児プロのその他のコンテンツ

Share