まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ埼玉
小倉越子

パートタイマーの戦力化をサポートする社会保険労務士

小倉越子(おぐらえつこ)

小倉越子社会保険労務士事務所

コラム

パートタイマーの社会保険加入

社会保険

2016年8月16日

 最近、パートで働く友人達からの相談が多いです。内容は、「10月1日から社会保険に加入するようにパート先から言われているんだけど、どうしよう」というものです。
 法律の改正で、10月1日から①企業規模が501人以上②週20時間以上③1か月の給料が88,000円のパートは社会保険に加入することになりました。これまで、配偶者の扶養で働いていた人達は、素直に社会保険に加入するか、それとも労働時間を減らして扶養に留まるかの選択を迫られています。
 地元の女子高の同級生だったSさんは、9年前から近所のドラッグストアでパートをしています。ずっと、年間収入103万円以下で働いていましたが、今回会社から「労働時間を伸ばして社会保険に加入して働かないか」と持ちかけられました。二人のお子さんは大学生で、地方でご主人の親と同じ敷地に住んでいます。長い時間働けないわけではありません。でも、Sさんは迷っています。ご主人の給料と今のパート代でも生活は困りません。年齢も50才を過ぎて体力的に耐えられるかどうか、自分の時間がなくなってしまうことを懸念してなかなか踏み切れないでいます。
 人事担当者、社労士としての立場でアドバイスするのであれば、「加入」を勧めます。ドラックストアとしても、長年働いてくれて仕事もこなせるパート従業員に時間を伸ばしてもらいたいと思うのは当然ですし、Sさんが将来受け取る年金や国の財源のことを思えば加入すればメリットがあるからです。 しかし、高校いや小学校からの友人のSさんの現状を思うと、「このまま平穏に暮らしてもらいたいなあ」と思うからです。
 大手小売業で人事管理をしていた頃、社会保険に加入してフルタイムで働くだけの気力と体力があるのは、働かざるをえない人ばかりでした。離婚して、子どもを育てているシングルマザーとか、ご主人の収入が減って子どもの学費が足りなくなった人とかです。
 パートでフルタイム働くというのは、見た目以上にしんどいことです。特に、小売業など作業が多い職場では、50歳をすぎると体力が続かないことも多々あります。ご自身の状況をよく考えて、周りの人にも相談した上で選択をするようにしてください。

この記事を書いたプロ

小倉越子

小倉越子(おぐらえつこ)

小倉越子プロのその他のコンテンツ

Share

小倉越子プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
048-839-6975

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

小倉越子

小倉越子社会保険労務士事務所

担当小倉越子(おぐらえつこ)

地図・アクセス

小倉越子プロのその他のコンテンツ