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牧野俊浩

介護予防のために「声みがき術」を提案するセラピー音楽家

牧野俊浩(まきのとしひろ) / 音楽家

有限会社文化センターボックス

牧野俊浩プロのご紹介

セラピー音楽家が提案する、介護予防のための「声みがき術」(3/3)

牧野俊浩さん 音楽セラピーの風景

人生100年時代「長生きしたけりゃ、長息しなさい!」

 音楽セラピーと音楽療法の違いを聞かれると、牧野さんはこう答えます。
「音楽療法はいわば治療。だけど僕は治療とは言いたくない。〝悪いから治す〟のではなく〝幸せになる〟ための第一歩。それが、僕の考える音楽セラピーです」
 
 気軽にセラピーのエッセンスを体験できるDVD付冊子『声みがき術』とCD付き『はやりうた健康法』も制作。介護に携わる人には特に学んで欲しいといいます。

「介護職のためのアートアクティビティとして音楽セラピーは有効だと思います。僕ら団塊世代は本物志向でわがまま(笑)。今後ますます、きちんとした文化芸術を提供する高齢者施設が必要になるでしょう」

 最近、セラピーワークショップの中に「呼吸楽(こきゅうがく)」というコーナーを追加した牧野さん。年齢を重ねても若々しく、自信を持って生きたい――。誰しもが抱く願いに応えるべく、考え出されたものです。
 
「歌は呼吸と密接な関係があります。『呼吸楽』は呼吸を音楽のように楽しむということで、腹式呼吸を習慣化するトレーニング。横隔膜を意識した呼吸を指導しています。横隔膜は〝第二の心臓〟と言われるほどで、下に落とすことで内臓の血流を活性化する役割がある。もちろんこれは、歌うことにも大きく役立つはずです。『長生きしたけりゃ長息しなさい!』 これが僕が70代に入って、自分と同世代のために試行錯誤した結論です」

 歌と呼吸のパワーは、年間110本のステージをこなす牧野さん自身が体現しています。平均寿命が延び〝人生100年時代〟といわれる今。牧野さんの取り組みは、これからも多くの人に希望を与えてくれることでしょう。

(取材年月:2018年12月)

■牧野俊浩プロのプロフィールを見る

⇒音楽を通して社会に貢献。介護予防にも対応。

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