マイベストプロ埼玉
牧野俊浩

介護予防のために「声みがき術」を提案するセラピー音楽家

牧野俊浩(まきのとしひろ)

有限会社文化センターボックス

牧野俊浩プロのご紹介

セラピー音楽家が提案する、介護予防のための「声みがき術」(1/3)

提案するセラピー音楽家 牧野俊浩さん

音楽セラピーと「声みがき術」で介護予防を実践

 「せっかく声を出すんやったら、自分の体を楽器みたいに鳴らしてみぃ。口先だけの言葉と違うて、身体全体で自分のことを相手に伝えられたら、これは気持ちええで」
 歌うような西の言葉。心地よい響きを通して、牧野俊浩さんの温かな人柄が伝わります。大学時代に混声合唱団に入り音楽一筋。オペラやミュージカルなど舞台出演も多く、ボーカルグループ『ロイヤルナイツ』に参加して数々のヒットを飛ばしました。

 そんな牧野さんは現在、「声みがき」インストラクターとして活動中。音楽セラピーを通じて人生を充実させ、健康長寿につなげることを目指しています。公益財団法人いきいき埼玉がシニア向けに開校する『彩の国いきがい大学』では人気の特別講師であり、西武所沢店との提携でワークショップ『ワルツ声みがきサロン』を定期的に行っています。

 中でも最も注力するのが介護予防のワークショップです。所沢市『老人福祉センター あづま荘』での「声みがき・歌声サロン」は開始から8年。クラシックからポップスまで幅広い音楽経験を生かし、声の出し方や表現方法を指導してきました。声帯を鍛えて呼吸法を身に付け、声を合わせて昭和の歌を歌えば、30名を超えるメンバーの瞳が生き生きと輝きます。

「僕は声みがきインストラクターとして、昭和歌謡を歌って癒される高齢の方をたくさん見てきた。彼らにとって昭和歌謡は人生の体験と結びつく。そこにあるドラマを共有すれば、皆がつながり仲間になれる、1人じゃないと思えば自信もつく。それを音楽セラピーに生かしたい」

 牧野さんが音楽セラピーに携わるようになったのは小学3年生の時、吃音に悩んだことがきっかけでした。

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