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牧野俊浩

音楽で社会を動かすセラピー音楽家

牧野俊浩(まきのとしひろ) / 音楽家

有限会社文化センターボックス

コラム

特別支援学校での音楽の役割

2022年7月3日

テーマ:特別支援学校でのコンサート

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

この12年間で特別支援学校で250回以上のコンサートを開催してきました。
コロナ禍の中で、二年越しに先送りされてきた本年度(2022年)の公演を加えると300回近くにも
なる勘定です。

ほぼ40年間にもわたる弊社(文化センターボックス)の演奏履歴の中でも、この領域はとても大切な役割を担っています。

世界的なヴァイオリニスト、ユーディー・メニューイン氏の言葉に「音楽は言葉を超えて、何とかして他人の心に触れたいという願い」というフレーズがあります。
まさしく、この言葉の中に音楽の本質があるのだと私は信じています。
私自身は「歌い手」です。歌ですからほとんどの場合「言葉」を伴います。
「‥言葉を超えて・・・」のくだりに、随分と考え込んだ時期もありましたが、素直に考えるようになりました。
私たちは言葉でできた歌詞を届けるために歌を歌っているのではありません。
作詞家さんたちもそのような意味合いで言葉を紡ぎ出しているのではないはずです。

特別支援学校で学ぶこどもたちにとって、言葉の理解というのは健常者に比べて、とても大変な事なのだと思うのです。IT時代になってたくさんの情報がメディアを通じて無尽蔵に飛び交うようになりました。まさしく「言葉の牢獄」の中で私たちは暮らしています。
その言葉を仲立ちにしながら、コミュニケーションを通わせているのですが、特別支援学校で学ぶこどもたちにとっては、その意味を十分に理解する事は本当に大変な事だと思います。
特に特別支援学校の領域で大きな比率をしめる「知的障がい児」にとっては、それは生涯にわたって取り組まざるを得ない一大事業に他なりません。

メロディ リズム ハーモニーをメイン要素とする「音楽」は、言葉以上に彼らの情動を刺激し、人間性の回復に大きな役割を果たしている事を確信しています。

私はそのような思いをもって、弊社の中に「社会を音楽化するプロジェクト」を運営しはじめて17年。なんとか上記のような実績を積み重ねる事ができました。
けれどまだまだ道は遠いと思っています。

もしこのコラムにお気づきの方があれば、そのような音楽の力について話し合いたいし、ご忠告も頂戴したいと思っています。

弊社運営の二本柱の一つ「特別支援学校でのコンサート活動」。
今後もこのコラムで考えてゆきたいと思っています。


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