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福田義房

環境にも体にも優しい木の住まいを考える建築士

福田義房(ふくだよしふさ)

アーキクラフト一級建築士事務所

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コラム

健康に暮らすための間取りの考え方・風の道

健康に暮らすための間取りの考え方・風の道


 風が通りやすく、快適に暮らせそうな敷地の使い方のイメージができたらいよいよ間取りです。
間取りは一度で決まるものではありません、行きつ戻りつして考えるなかで少しづつ整理出来てきます。
間取りを考えるときに一緒に考えるのが目に見えない風の通リ道とお日様の取り入れ方です。
 どうしてもプランニングになれていない方は平面だけで考えがちです。仕方のないことですができるだけ断面から空間のつながりをイメージしてみましょう。
快適に暮らすために敷地の使い方を考えました、さらにその考え方を有効にするために間取りとともに風の通り道を設計しましょう。



方向性を確認しながら

 間取りを考える段階は家づくりのイベントの中で一番楽しく、一番重要なポイントです。
信頼できる設計者との共同作業であっても、間取りを試行錯誤する中で、予算に苦労する中で、もしかしたら「健康的な」というキーワードが抜けてしまうかもしれません。
途中途中で見直して進むべき方向がずれていないか確認しましょう。この段階なら方向を修正するのもまだまだ可能です。



基本は窓

 基本は窓 窓の考え方です。ただ明るいだけではだめ。
最近では外部からの温熱環境の影響を避けるため、あまり窓を開けない、開口部を小さく造る家つくりも行われていますが、健康的に暮らす家の基本は南の窓を大きく開けるが基本です。
冬の光をたくさん導き、夏は植栽や屋根庇で直射日光を遮ります。
また、風の入り口には大きな窓、出口には入口より小さな窓が風がよく流れる基本です。

①風の道を考えましょう。窓の位置や窓の開閉方法、室内では欄間や通気口などの位置を考えます。
②健康的に暮らすには押し入れや収納の中の換気も大切です。空気がよどまないようになスノコの床や壁面の通気を工夫しカビなどに悩まされないようにしましょう。
収納の建具もガラリをつけたり通気用のスリットを設けたり工夫することで風を通し湿気対策になります。
建物のわずかな工夫で永遠に湿気取り商品のお世話にならないで済みます。
③風の出口には小さめな窓、と書きましたが、基本的に風の出口は夏を旨とするので北方向です。北窓は冬は暖気の逃げ場所ともなり、北風も当たると熱をさらに奪います。
④西窓は大きくしたくありません、夏の午後の日差しは強烈です、できるだけエネルギーに頼らない過ごし方では夏の西日は防ぎたいところ、やむを得ず大きくするときには簾や外部ルーバーなどで日差しを遮る工夫をしましょう。



空気の動きを理解しましょう。

 夏の空気は基本的に下から入り、高いところに抜けていきます。
また、北窓や日陰から入った冷えた空気も上に流れます。これは風が無くても空気が動くということです。室内で気流が生まれるのです。
例えば吹き抜けや階段の下に日陰から風が入る窓があり、北側の屋根に天窓があれば風は面白いように流れていきます。
健康的に暮らすできるだけエネルギーを使わない、エアコンに頼らないく暮らしには間取りを考えるうえで風の道を設計することがとても大切なのです。

埼玉でシンプルで住みやすい木の家を提案しています。
間取り(プラン)は住まいづくりで一番大切です。間取りのお悩み何でもご相談ください。
アーキクラフト 一級建築士事務所

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