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福田義房

環境にも体にも優しい木の住まいを考える建築士

福田義房(ふくだよしふさ)

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コラム

健康的に暮らすために敷地の使い方で注意したいこと

健康的に暮らすすまいのチェックポイント

2017年4月18日 / 2017年4月19日更新

健康的に暮らすために敷地の使い方で注意したいこと


 健康的に暮らせそうな土地が決まれば次は敷地の使い方の検討です。
敷地の広い狭いは皆さんそれぞれですが多少窮屈な敷地条件であっても敷地内のどこに、どの方位で、どのような形状で建てるかは快適な健康生活にとってとても大切です。
ここからの段階は本来であれば家づくりを共にする良きパートナーが見つかっているはずですので、専門家の意見も聞きながら敷地の使い方をイメージしていきます。

①  樹木

 既存の樹木や植栽がある場合はできるだけ残す方向でイメージしてみましょう。
すでに成長している樹木や植栽は宝物です。木が育つには長い時間が必要です。切るのは簡単、すぐに無きものにできますが、育てるには長い年月がかかります。木があることで日影ができ、季節の変化で、生活にもめりはりを与えてくれます。

 針葉樹や常緑樹は風よけや、目隠しにもなります。広葉樹は日差し除けになるとともに地面も冷やしてくれます。
ちいさな苗から育てるのも楽しい暮らしですが、もしすでにあるのでしたらぜひ生かす工夫を考えてみてください。
その結果どうしても残せないときは致し方ありません。ごめんなさいと言いながらも挿し木などで命を繋いでいきたいです。

②風

 風を調べましょう。地域により卓越風というものがあります。一年間で最も多い風向きを言います。南風が多いのか東からの風が多いのかで窓の配置が換わります。特にできるだけ省エネで健康的に暮らそうと考えるのであれば風向きに合わせた窓の配置はとても大切です。

 同じ県内でも場所によって卓越風は変わります。
特に夏の省エネや厳しい北風を防ぎ意味でも風の道を読むことは大切です。
卓越風は気象庁のHPにアクセスすればデータを得ることができます。埼玉でしたら、浦和、熊谷、秩父、寄居、ときがわ、鳩山、所沢、飯能、久喜、鴻巣などのデータが得られますので最寄りのデータを参考にしましょう。

③屋根庇はできるだけ取りましょう。

 コストダウンや防水技術の進歩で庇や軒の出がない家が多くなりました。敷地条件が許す範囲で軒のでは出しましょう。
厳しい直射日光を遮るだけでなく、雨の日にも多少窓が開けられれば新鮮な空気を導けます。また壁に当たる雨も減らすことができ、湿気を防ぐことにもつながります、快適な環境に貢献してくれます。

④敷地の高低差

 敷地に自然の高低差や傾斜があるときはなるべく自然な土地の形状を活かすことを考えましょう。
地盤を荒らすことなく、安定した構造につながります。

⑤雨水

 雨水は可能な限り土地に浸透させましょう。
浸透桝をつくり地面に浸透させることでヒートアイランドを防ぎ、植物にもやさしい暮らしになります。

 敷地が決まったらこのようなことを考えながら土地の使い方を吟味していきます。
ここはとても大切なポイントです。
本来家はその敷地に一番ふさわしいカタチがあるはずなのです、正解は暮らし方によって、優先順位によって一つではありません。健康的に暮らすには、と云うキーワードでじっくりと考えてみたいものです。

埼玉でシンプルで住みやすい木の家を提案しています。
間取り(プラン)は住まいづくりで一番大切です。間取りのお悩み何でもご相談ください。
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