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福田義房

環境にも体にも優しい木の住まいを考える建築士

福田義房(ふくだよしふさ)

アーキクラフト一級建築士事務所

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コラム

健康的に暮らす土地選定のポイント

健康的に暮らすすまいのチェックポイント

2017年4月11日 / 2017年4月19日更新

健康的に暮らす土地選定のポイント


 子育て世代の方の住まいに多くかかわる関係で、土地を購入して住まいづくりを始める方のご相談を受けることがよくあります。
土地選定の条件としては利便性や金額などが大きなウエイトを占めますが、そこは不動産会社の方の意見や購入する方の判断で十分足りるところです。
 土地選定で私がアドバイスを求められ、お答えするのは主に敷地環境です。
健康で安心して暮らせる住まいの実現には敷地環境はとても大切です。特に化学物質に過敏な方やアレルギー症状のある方が家族にいる場合は注意が必要です。



 よさそうな土地が候補として挙がったときにチェツクしたい項目

日当たりが良い、や風通しが良い、など基本を踏まえた上でこれらのことも選定要素に入れてみてください
①大きな道路が近くにないか
→排気ガスなど風の向きによっては家の中に入ります。(喘息・アレルギー注意)
→騒音特に夜間など気になるものです。
②高圧鉄塔が近くにないか
→アレルギー体質の方には電磁波に過敏な方もいます。できれば100m程度離れたい。
③近くに工場がないか
→汚染要因がないかどうか、空気、水、騒音(喘息・アレルギー注意)
④畑も注意が必要です。農薬散布があるかどうか、果樹園などは特に注意が必要です。(化学物質過敏)
⑤谷地や山際、用水際など水はけが悪くないかどうか(カビやアレルギー)
⑥以前工場跡地ではなかったかどうか。残存汚染物質の可能性があります。



 この他には一般的に言われていることですが、河川の氾濫履歴が多い土地や、地盤の悪い場所などは避けるべきですね。
どれだけ健康に配慮した住まいをつくろうが敷地環境にはかないません。購入して住まいを建ててから気が付いたのでは大変です。そうそう簡単に別の場所に移るのものではありません。

 一般的な常識の上に「健康で安心して暮らせる」という判断基準を加えいただくことを提案しています。
しかしながら完璧な条件に当てはまる土地を求めていたらいつになっても購入することができないかもしれません。基準をもって選ぶことで優先順位がおのずとつけることができるようになるものです、そのうえで多少の環境に悪さは自然との共生や室内環境をよりよくすることである程度改善することが可能になることも知っておいてください。

 例えば大気汚染や騒音などは樹木を植えることでもある程度防げます。窓の開閉方向や窓位置により汚染源からの空気の侵入や騒音の侵入もをある程度減らすこともできます。
日当たりの悪さも吹き抜けや窓の取り方で対処することが可能です。
 このようにある程度住まいのつくり方で対処することはできます。大切なのは選んだ土地の弱点を自分で把握し、住まいをつくる工務店や設計事務所、ハウスメーカーに的確に伝えることです。



 全ての住まいをつくる会社の方、特に設計を行う者みんなが健康な住まいという観点で設計は致しません。デザイン優先の方もいるでしょう、何よりもコストダウンを優先する設計者もいます。そもそも企画商品やハウスメーカーなどでは会社の方針以外、設計出来ない。変更できないというケースが多くあります。

 土地の良いところと弱点になるところをよく理解して「健康的に暮らしたいのでここに配慮して!」というリクエストは自分で伝えなければなりません。
最大限自分で選んだ土地の可能性を引き出してもらう設計をしてもらいましょう。

次回はこの続きで健康的に暮らすすまいの間取りポイントをお話したいとおもいます。

埼玉でシンプルで住みやすい木の家を提案しています。
間取り(プラン)は住まいづくりで一番大切です。間取りのお悩み何でもご相談ください。
アーキクラフト 一級建築士事務所

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