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福田義房

環境にも体にも優しい木の住まいを考える建築士

福田義房(ふくだよしふさ)

アーキクラフト一級建築士事務所

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コラム

2世帯住宅の玄関のつくり方

間取り

2016年8月24日 / 2017年9月30日更新

ある程度いい感じの分離


 当事務所で設計させていただいたお住まいのほぼ2割が二世帯住宅です。
2世帯住宅はどこまで共有し、どこで分離するのかそれぞれのご家族の暮らし方が問われるとともに2家族のコミュニケーションが自然にとれるような間取りの工夫も必要になります。

 まずは家族のつながり方を考えてみましょう。
今までの暮らしの中で生活スタイルが確立されてきた親世帯のスタイルを変えてもらうのは難しく、良い結果は望めません。
ドライなようですが、それぞれの生活スタイルを重視し、「ある程度分離」しながら考えるのが妥当なところです。

「ある程度分離」というのがポイントです。接点がなくなってしまっては楽しく暮らせません。
せっかく縁あって一緒の屋根の下に暮らすことになったのですから、「完全分離」は寂しいものです。お互い楽しく暮らせるような工夫をしてみたいと思います。

 2世帯住宅で一番ストレスになるのが日常の生活リズム(時間帯)の違いです。
生活には当然音が伴います。
完全防音ではアパートに暮らすのと同じそれでは味気ないですね。時間帯の違いによる生活音は、間取りや分離の仕方である程度克服できます。
ストレスの無い暮らし方を考えていきましょう。


玄関とホールは共有しないと少し寂しい


 玄関はそんなお互いのつながりを意識させる大切なパブリック空間となります。
暮らし方にもよりますが、玄関ドアと玄関ホールを共有することをお勧めしています。
生活時間帯が違うにしろ影響が少ないのは玄関です。

並んで二つの玄関よりもぐっと距離感が縮まり会話も増えます。
出来れば少し広めの土間などをつくり、小さなテーブルやベンチなどをしつらえて、ちょっとしたリビングとしての演出が出来れば仲良し二世帯になれそうですね。

また、収納やクローゼットなども共有することで面積の有効利用にもなります。
お互いのリビングへの入り口などは引き戸にして、ある程度開放して置けば自然に気配も伝わり安心で来るとともに、帰ってきた子供たちもどちらの世帯にも障害なく入っていけます。



出来るだけ自然にコミュニケーションが取れる形態を考えたいところです。
また、玄関の中や外にベンチなどを置き共有したり傘タテを共有したりしてみましょう。
二家族のシンボルになるような植栽を玄関前に植えるのもいいですね。

大切なのは同じところを通る。
同じものをみる。
同じものを使う。
せっかく一緒に暮らすのですから楽しく暮らせる工夫を仕掛けていきたいと考えています。
最近完成した2世帯土間玄関のお家です。



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間取り(プラン)は住まいづくりで一番大切です。間取りのお悩み何でもご相談ください。
アーキクラフト 一級建築士事務所

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