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福田義房

環境にも体にも優しい木の住まいを考える建築士

福田義房(ふくだよしふさ)

アーキクラフト一級建築士事務所

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コラム

お陽さまををいたくさん入れて暮らしたい。

家のしくみ

2014年4月2日 / 2014年7月3日更新

家を建てる敷地は千差万別、区画された新規の分譲地以外では皆さんそれぞれ条件が違います。
日当たりは家を建てるに当たりとても大切な事ですね。

健康的に明るい気持ちで生活するために自然光を家の中に導くことは当たり前のことですが、近年では空調機器に頼り、室温をコントロールするために窓を開ける機会も減り、日当たりさえもあまり考慮しない家づくりが行われているのも事実です。
夏の陽射しは厳しいものです。まともに家の中に入ってきたのでは高性能な空調機器でさえ負荷が大きく省エネにはなりません。
窓を頻繁にあける開より自然な生活にしろ夏の直射日光にはお手上げです。

 埼玉近郊での家のつくりは昔から南北に流れる切妻屋根が基本です。
この基本形は夏の厳しい日差しを避けることを優先に考えられています。
地方によっては冬の陽射しを沢山壁面で受け、室内にもたくさん呼び込める東西切妻を基本形とする地域もあります。
 いずれにしろ深い軒の出は日差しを防ぐだけでは無く、雨からも建物を守ります。

 近年では防水材料の信頼度が増し、開口部周りも防水で処理し、庇や切除けも省略される傾向にありますが、防水材の寿命は10~15年と考えたときやはり昔からの「雨仕舞」としての建築的工夫は必要なことだと考えています。

 安易に防水に頼らずまずは「雨仕舞」これが基本なのだと考えています。50年ほど前まではシーリング材やFRP防水などはありませんでした。
当時でさえ雨が家の中に入ることは大工の恥と言われました。
今のような防水材は有りません。雨を防いだのは「雨仕舞」という考え方なのです。古い造りを路修することがいいのではなく知識として用意し、必要な場合には施せる技術を用意することは大事なことです。

 先日プランニングの依頼を受けました。
間取り以外の要望は「日当たり」永く住むに当たって重要視したい。ということでした。
現地に行くと3方家に囲まれた敷地で冬の午前中でしたがしきちの3/1は南の家の日蔭となっていした。
悩んだのは2階リビングか1階リビングか、日当たりを考えると2階リビングであれば全く問題はありませんが、日常の生活を考えると1階の方がいろいろな面で便利です。



 もっとも1階の利便性を取り、いつも居る場所の日当たりが悪いのではより快適な暮らしとは言えません。
夜しか使われない寝室にばかり陽が入っても仕方がないですからね。

 いろいろ試行錯誤した結果私の出した答えは1階リビングでした。
一番不利な冬至の太陽高度を考えどこまで陽が導けるか検討した結果、1階リビングでも吹き抜けを利用し、お日さまは十分に入ると判断しプランニングしました。



 実際に建物が立っていない敷地を見ると日当たりについて不安になる方も多いと思いますが、普通に造っても1階の床は地面より60cm近く上がります。
また、高さ制限に掛からない範囲で1階の床を上げることは十分可能です。外部の工夫もあります。リビング前にデッキを造り、リビングと床面を平らにすることにより広がりとともに、外の床面が上がるためにデッキに陽射しが当たり、反射光を導けます。



 また東や西面からも光は入ります。窓の工夫で意外に光は呼び込めるものです。
日当たりが悪いから2階リビングでしょうがないとあきらめる前にもう一度いろいろな角度から1階リビングを検討してみることをお勧めいたします。
陽射しは呼び込むことは困難でも遮ることは容易いのです。ですからまずはたくさん入れる。これが基本です。

今こんな家を企画しています。
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