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福田義房

環境にも体にも優しい木の住まいを考える建築士

福田義房(ふくだよしふさ)

アーキクラフト一級建築士事務所

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コラム

ひとつ屋根の下

家のしくみ

2014年1月28日 / 2014年7月3日更新

居心地のいい場所 その三

「ひとつ屋根の下」




家の中で自分がいる場所がよくわからないということも自分の家ではまずないとも思いますが、感覚的にというか無意識の内にも自分の居場所が把握できる家は居心地がよいと感じています。
 大きな建物の中で自分の居場所がはっきりしないと不安感を覚えます。
短期間の滞在であれば何も気にすることはありませんが、住まうとなると話は別です。
個人的にもは閉鎖された個室が苦手で、特に柱や梁も見えない空間では拠り所が無く落ち着かなくなってしまいます。
ではどういう空間が落ち着くのかというと、「ひとつ屋根の下感」がある空間です。



 居心地のいい場所 その一 「火があるから住まい」の項で書いたように棲み処の始まりは「ひとつ屋根の下」に寝床があり、火があり、暮らしの場所でした。
そんな原初な記憶が残っているのかどうかわかりませんが、空間を把握できる落ち着きは確実にあると思っています。
そんな思いがベースにある私の設計はワンルーム的な間取りを基本としています。

 家族が多く2世帯ともなると本来の意味でのワンルームにはなりえませんが、建具はほぼ全て引き戸で欄間も多く、できるだけ風通しとともに人の気配がわかるような工夫をします。

 そして間取りと空間構成(構造)はできるだけシンプルにし、その上にけシンプルな片流れや切妻屋根が構造が見えるままふわりと載ります。

 平屋であれば上を見上げれば屋根が見え、勾配なりに自分の居場所も判ります。
また、構造が見えることで守られているという安心感が「心身ともに落ち着ける拠り所」となると考えています。



 開放的な間取りでは、家族の気配がよく伝わります。
お母さんが朝ごはんをつくる台所の音で目を覚ましたり、夕ご飯の献立が匂いでわかったり、子供の鼻歌が聞こえてきたり、そんな家が私の言う「ひとつ屋根の下感」がある家でそんな家に暮らしてもらいたいと考えています。

 せっかく建てた家なのになんとなく疎外感が有ったり、どこにいても所在無いような気分を味わってほしくない、意外に人は敏感でそのようなことを感じるものです。
「ひとつ屋根の下」で自分の居場所がわかり、「家を支える柱梁が見える」ことで安心できる。

 趣味の部屋や書斎など孤立する必要がある部屋はまた別ですが、大きな目で暮らしを考えたとき「ひとつ屋根の下」で暮らす居心地の良さを皆さんに知っていただきたいと思います。
そんな住まいをいつも考えています。

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