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福田義房

環境にも体にも優しい木の住まいを考える建築士

福田義房(ふくだよしふさ)

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コラム

住まいの耐震 02  埼玉に暮らす

家のしくみ

2013年5月1日 / 2014年7月3日更新

住まいの耐震 02  埼玉に暮らす


東大宮 野の花野の花
★耐震設計とは
建物の構造を強く固め、地震に耐えることを目指します。
木造住宅では「筋交い」か「構造用合板」などが耐震性能を高めるために使われ、そのような壁のことを「耐力壁」といい、単純に壁が多いほど耐震性が増します。

★制振設計とは
地震の力を吸収し揺れを制御することを目指します。

日本の伝統的な建物には筋交いのような地震荷重を受け止めて耐える考えはありません。柔軟性のある木材を組み合わせ地震の力を柔軟に吸収しながら耐えるようにつくられており、地震で許容量を超えて変形してもまた元に戻せる仕組みになっています。

このような構造を「柔構造」といい、現在では超高層建物のスタンダードな考え方になっています。
伝統工法ではない一般の住宅で言われる「制振設計」とは、構造自体を「柔構造」に変えるのではなく、耐力壁で耐震性を持たせた上で、繰り返しの地震にも耐えられるように耐力壁に補助的にダンパー等を取り付け、地震の力を熱に変え弱める考え方になります。

制振装置に期待する役割は大きな地震で耐力壁が揺すられた場合の補助装置としての役目です。
また、ダンパー装置などは繰り返しの余震に対応することが期待されます。

本来このような現場でテストが出来ない2次部品は性能の担保がなされていることが重要なポイントですが、現状で発売されている2制振装置は、メーカーの自主基準によるところが多く、「制振装置」と謳っているのに調べてみると「耐力壁倍率認定」を取得したもので制振の性能はメーカー任せの物もあります。



本当に優れたものが開発されていれば、地震の国日本では瞬く間に普及するはずです。
そうはなり得ていないし、当分「耐力壁」の座を奪うすぐれた物は出てこないと思います。
埼玉の材料を使います。アーキクラフト一級建築士事務所
問い合わせ:craft@hkg.odn.ne.jp
TEL:049-234-5312 代表:福田義房
ブログ窓の散歩道
まずは耐力壁で耐震が大切、制振はあくまで、耐震設計がしっかりなされた上での補助的な考え方であり、制振装置を付けたから安心とは言えません。
制振装置は慎重に検討しましょう。



埼玉でシンプルで住みやすい木の家を提案しています。
間取り(プラン)は住まいづくりで一番大切です。間取りのお悩み何でもご相談ください。
アーキクラフト 一級建築士事務所

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