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環境にも体にも優しい木の住まいを考える建築士

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コラム

自然素材のデメリット 04  内装材編  埼玉に暮らす

建物の素材

2013年4月27日 / 2014年12月2日更新

自然素材のデメリット 04  内装材編 床材


自然素材のよさを伝えるのが我々の使命であるのは確かなことですが、まずデメリットを羅列してみることも意味があると思うのです。

B/storage
埼玉県坂戸市の現場 本床畳と手前は桧の床板(畳の下地も杉板)
★内装床材
自然素材の床材と言えばやはり無垢の床板
無垢の床板のデメリットで第一に挙げられるのは、傷がつきやすいこと、特に針葉樹の杉や桧は導管が多く、内部にたくさんの空気を蓄えています。足触りが柔らかく、暖かい反面、すぐに傷つきます。椅子やソファ―の足の跡でぼこぼこになります。
硬い物を落とせば直ぐにへこみます。
また、寸法の狂いも大きく、室内環境によっては隙間が空いたり、床が擦れて音がする(床鳴り)を起こします。

表面が樹脂などで覆ってある合板フローリングに比べ、水分のあるものは吸収してしまうので、染みにもなります。
相応に予算を掛ければ、均一な木目の揃ったものをそろえることも可能ですが、一般的には節があったり、白身や赤身が混じったりして合板フローリングのように均一ではありません。
モダンやクールなどのキーワードで部屋を構成しようとすると使いにくいのが無垢の床材です。

東大宮 野の花さわらの床板30mmを使います。柔らかいです。

★畳
畳は一般的に自然素材と思われている方が多いようですが、広く使われているものは、床(内部)に石油製品であるスタイロフォームなどが詰められいて、藁床は少数派になりました。
表も化学繊維の物がありますので畳だから自然素材とは言えなくなっています。

自然素材の畳のデメリットは、重い、湿気を吸う(ある意味メリット)管理によってはダニが付きやすい。などがあります。

近年の一般的な家のつくり方では本床畳(内部に藁)は管理しにくくなっています。
畳の下地に合板べニアが使われることが多く、それだけで床(藁)が吸収した湿気の逃げ場所が無くなり、カビが生えたり、ダニの繁殖に適した環境となってしまいます。
本床畳を使うには建物のつくり方から考えないといけなくなっています。
これも大きなデメリットです。

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