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コラム

自然素材のデメリット03 断熱材編  埼玉に住む

建物の素材

2013年4月26日 / 2014年12月2日更新

自然素材のデメリット03 断熱材編-2

★コルク断熱のデメリット
一番高級な断熱素材ではないでしょうか、その値段もグラスウール比較では8倍から10倍となりめったにお目にかかることがありませんし、私も一度も使ったことがありません。
こちらも輸送コストとCO2排出量が大きい素材です。

  伐採風景

★ウッドファイバーなどの木質断熱材のデメリット
値段はセルロースファイバーと同程度ですが施工に手間と慣れが必要です。
性能はウールもセルロースもウッドファイバーもほとんど同じで、次世代省エネがクリアーできます。
ウールやセルロースに比べ柔軟性で劣るため、細かい部分の施工性が落ちるとともに、重ね部分などで隙間ができる可能性があります。
また、ウールに比べ自重も有るので、壁内での経年変化による垂れ下がりや、床下の垂れ下がりの可能性があり、不慣れな業者の施工は心配です。

ウッドファイバーの原料は間伐材などの自然素材で、ドイツの技術輸入から北海道でつくられています。商品として付加価値を上げるために難燃性を持たせるため、また、形を整形に保つためでしょうか、10%ほどの石油由来の繊維が混入されてますので100%自然素材とは言えません。

また、同じような木質繊維では秋田で製造される、フォレストボードがあります。こちらの方が混入物が無く、より自然素材と言えます。
扱いはウッドファイバーと同じくそれほど簡単ではありませんのでやはり慣れている施工者にお願いしたいところです。

ウールやウッドファイバーはケミカル系や鉱物系に比べ吸湿/放湿の性能があります。ある程度湿気を吸い込んでも周囲が乾燥すればまた放湿する特性があり、特性を理解して使えば、室内バリア(ビニール)を行わなくても快適に使うことが出来ます。

杉皮むきイベント
この皮が断熱材になります。)

反面特質の理解が不十分だと壁内結露などの問題が発生することがありますので、経験があり、特質をよく理解した施工会社を選ぶ必要があります。
施工者を選ぶという面もデメリットの一つだと思います。

関連コラム  自然素材のデメリット02 断熱材編-1
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