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福田義房

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福田義房(ふくだよしふさ)

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コラム

自然素材のデメリット02 断熱材-1   埼玉に暮らす

建物の素材

2013年4月25日 / 2014年12月2日更新

自然素材のデメリット02

自然素材系断熱材のデメリット-1


東大宮 野の花 100%ピュアウール

温熱環境は省エネの必要性からも家族の健康からも大切な要素で、今後ますますその必要性は高まっていくことでしょう。
断熱工法には大きく分けて外断熱(外貼り断熱)と内断熱(充填断熱)があります。
断熱材の種類としては大きく分けて3タイプ、ガラス繊維や鉱物原料の無機物系材料と、石油由来のケミカル系に植物や動物由来の自然素材系があります。

ここでは主に自然素材系断熱材をデメリットの観点から考えてみます。

★ウール断熱のデメリット
まず、代表的な自然素材系としては、ウールがあります。化学繊維混入タイプから100%ピュアウールまでありますが、値段が高いです。一般的に使われるグラスウール断熱に比べ同じ性能で1.5~1.8倍ぐらい材料費がかかります。

 オーストラリア 野の花

また、素材としてはいいものですが、国産には無くニュージーランドやオーストラリアなどからの輸入となり、その輸送コストが本来の材料費よりも高くなりがちであることに加え、輸送にかかるCO2も大量に放出されます。
ウールなので虫が付くことも予想され、防虫処理がホウ酸などでなされています。

★セルロースファイバーのデメリット
セルロースファイバーとは主に吹込断熱として使用し、原料は古紙です。
新聞紙などが主に使われています。
自然素材とは言いながら製造過程から見ると工業製品に近いものですがもともとは植物なので自然素材の仲間といってもいいと思います。

値段はウールよりも少し安いぐらいで、グラスウールに比較すると1.4~1.6倍程度高くなります。
また、せっかくの自然素材なのに吹き込み工法にため、室内側にビニールの幕を張らなければならずビニールでくるまれた部屋になってしまい、自然素材を求めた意味が薄れます。

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自然素材系断熱材コラム

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