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福田義房

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福田義房(ふくだよしふさ)

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コラム

土地から求める家づくり ~その一~

土地から求める家づくり

2012年10月12日 / 2014年7月3日更新

土地から求める家づくり~その一~

☆:土地の値段はいくらなの?
☆:建物の値段はいくらなの?
土地と完成建物がセットの商品としていられている場合が多く見受けられますね、このような販売方法を通常「建売り住宅」と表現します。
この販売方法は総金額が一目瞭然で、資金計画が立てやすいばかりか、金融機関の融資も土地建物が別な場合よりもスムーズに進みます。
便利でいいこともありますが建物に幾らかけられているのか、建物のどの部分にどれだけお金がかけられているのかはブラックボックスになっています。
土地の値段というのは周辺の相場に左右されるもので、一般の商品のように仕入れ原価に経費を乗せて、というような原価方式が当てはまりません。
つまり土地値が上昇しているときには必要経費以上に大きな儲けを出すことができます。必要経費がこれだけなので利益を見て土地値はこの金額です、という原価計算で売る不動産屋はありません。

必ず周辺相場で値付けされるのが土地値です。



逆に土地値が下がっている場合は、必要経費を割り込み、全く利益が出ないときもあります。しかしそこは商売ですから損をしては成り立ちません。そのような場合でも利益を出す方法は、建物をセットで販売し、必要経費を建物の販売価格で回収することです。
しかし、周辺業者が皆建売販売を行えばそこにもまた相場価格が形成され、やたらの価格設定もできなくなり、そこで利益を出そうとすれば建設費を抑えるしかないのです。

建売住宅だからといて質が悪いわけではなく、否定するものではありません。むしろ内容の良くわからない注文住宅より安心できるものもありますし、質の良い家を提供しようと頑張っている業者もいます。
でも建物のどこにどれだけお金をかけているのかわかるようにしている業者さんはいません。
高いお金を出すのですから自分の望むようにどこにどれだけお金をかけるのかを判断し、不必要なものは削りながら納得のいく家づくりをしていただきたいと思っています。



現在土地は長期的に見て下落傾向にあります。
このことは言い換えれば「建売り住宅」が増えるということでもありますが、土地だけ購入することができれば余計な利益を払わされずに「想いの住まいを建てる」ことが出来るということ、しっかりした設計図書を作成し、設計事務所を代理人としてきちんとした工事見積書を取れば取捨選択した自分の家が実現します。

建物の価格を漠然と坪60万とか50万とかいう相場的にとらえてはいませんか、建物は相場ではありません、原価積み上げ式で金額が決まるものです。
家に対して少し時間をかけて、思いを描くことができる人ならばちゃんとした見積書を見て、一般的には必要な仕様や設備も自分には不必要であるとか、もっと安価な材料でも満足できるとかの判断がつくようになります。
つまり、必要なところにお金をかけ、そうではないところには掛けないという「想いの住まいを建てる」ことが出来るのです。
それが普通の考え方であってほしいと思っています。

設計の立場で土地のご相談をお受けしています。
設計事務所は一般的に土地に関してのプロではありませんが、地域で長年活動している事務所であれば、意外に土地の事情にも詳しかったり、仕事柄地場の不動産屋さんと情報交換ができていたりするものです。
「建物を造る」、「暮らす」という視点からの土地評価、土地探しのお手伝いもしています。

所沢から川越近郊東上線沿線に土地勘のある設計事務所です。
川越市近郊の土地探しはご相談ください。
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