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本間香

女性が求める住まいを形にするママさん建築士

本間香(ほんまかおり)

藍建築工房株式会社

コラム

テレビ出演オファーを断った理由。

夢を形に。

2015年12月23日

今年夏から秋にかけてテレビ局の制作部門から、
テレビ出演のオファーを3社いただきました。
FBやHPを見ていただいたとのこと、たぶんこのページも見ていただけたのだろうと思います。
しかし全てお断りさせていただきました。
スタッフや身内や知人からは、
『もったいない!』『宣伝効果たかいのに!』と言われています。
けれど、今ではなくこの内容ではなく、必ずその機会は訪れると確信しています。

そのオファー内容は、
TT局からは、女性目線の収納隠し裏技を教えてほしいとのこと。
高橋まあささんやオードリー春日さんが出られる番組です。
自衛隊の方がTシャツを小さくたたむコツがありその内容や、
他にも色々ある中で、女性建築士の目線でのアイデアが欲しい!と。
ここは正直、私の専門分野ではありませんので・・・と、お断りしました。
私は建築士として30年間、使いやすい収納庫や適材適所の収納スペースを、
自分の生活や環境から図面に起こしてたくさんの家を作らせていただきました。
この局の方からは、
『 いずれ古民家に特化した番組制作の折には、必ず声をかけさせていただきたいです。』 と。
お話ができたことが勉強になりましたとのメールまでいただきました。


収納に関して私が考える事は、例えば、玄関に大型クロークを!
靴や傘だけでなく、スーツケースやゴルフバッグ、バトミントンや野球のグローブ、
三輪車やベビーカー、車イスや灯油缶にスペアタイヤ・・・
あと何十個も出てくるこんなものを隠して玄関に置きたいのです。
いつもは2帖~3帖のスペースで設計します。
このスペースを作ることが私の仕事で、
今回のオファーは、その空間を更に細かく使い切るアイデアだと思ったのです。


次にF局からは、人気の古民家カフェを開こう!という内容でした。
お話をお聞きするとブームに乗ってオーナーになって見ませんか?とか、
気軽に転職するのにいかがですか?という内容でした。
正直に言って、カフェは儲かる仕事ではありません。
オーナーになる仕事でもないと思っています。
人を大切にできる人、
人と話す事や食べる事を大切にする人、
時間を大切にしたい人が苦労しても開きたいと思うものだと感じます。
簡単にブームに乗って 『 カフェ 』 『 古民家 』 だけでお話しすることなんてできないと思いました。
この局からは、このお電話での話し(説教になっていたかも:笑)でおしまいです。

つい最近はY局からでした。
切れ味鋭い話口の女性プロデュサーさんから、
素人が築100年くらいの古民家を自分達で安くリフォームしてカフェを開く事はできますか?
との質問が。
そして、その監修とアドバイザーになってくださいとの依頼でした。
そんな無茶はできません!と私。
古民家は構造も弱くしっかりした建築士の考えや理論があって初めて生まれ変わるのです。
建物だけでなく、水道管も電気照明も、ボロボロに痛んでいるものです。
今はやりの、簡単にDYIして部屋が生まれ変わる!程度の感覚では到底追いつけません。
素人が・・・格安で・・・おまけに自宅ではなくカフェ・・・
このような安売り感覚・流行便乗型でテレビに出ることは、
決してのぞむ事ではありません。
そして、最近テレビを見ていたら、
女性3人が築100年以上の古民家を100万円でリフォームして
カフェにするという企画が始まるとのこと。
あぁぁ。。。これだったんだ。。。
なんだか悲しくてたまりませんでした。

古民家が大好きなんです。
できるだけ今という時代に生かしていきたいですし、
その空間に癒されたいのです。
そのためには建築士というポリシーも勉強も必要ですしママ目線の智恵も必要です。

生意気を言っていると思われる方もいらっしゃるかもしれません。
けれど、徹してこの生き方を貫く事しかできません。

この3局からのテレビオファーを受けて、
必ずありのままの姿を映し出してくださる日が来ると妙な確信が生まれています(笑)

■お客様の声
http://www.ai-kenchikukoubou.jp/home/message/
■施工事例一覧
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■古民家カフェ 
http://www.ai-kenchikukoubou.jp/home/cafe/

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