まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ埼玉
本間香

女性が求める住まいを形にするママさん建築士

本間香(ほんまかおり)

藍建築工房株式会社

コラム

「おばあちゃんのひな祭り」 NHKにっぽん紀行を見て。

夢を形に。

2015年5月8日 / 2018年3月30日更新

昨夜はたまたまニュースの後に流れてきた、
「 おばあちゃんのひな祭り~三重 松阪市宇気郷~ 」 を見ました。
篠原ともえさんのあたたかなナビで、約30分のこの番組の最中、
なんだか涙してしまいました。

この山間部の地域は過疎化と高齢化が進み、住人の半数の女性もみな65歳以上。
そんな方々が、子供のころにはできなかった自分のひな祭りを、
おばあちゃんになって初めて行うというもの。
3月3日はこの一帯はまだ雪深く、
世間の時期とは少し遅らせて3月下旬から4月にかけて開催したそうです。

このおひな祭りのために各地から寄付していただいた7段飾りや5段飾りを、
ボランティアの学生さんも一緒になってかざり、
雛あられやお菓子やおもてなしの色々を各自が用意して自由に見学してもらうのです。
飾り付けがおっくうになり(体が思うようにいかず)
友人のお宅のお雛様を見に歩くおばあちゃまがいたり。
子供のころにおばあちゃんが作ってくれたようにせっせとあられを作るおばあちゃまがいたり。
そんなひな祭りを盛り上げるように枯れ木にピンクの餅菓子を飾る方がいたり。

そして、みんなが口々に言う言葉・・・
こどものころはみんな貧乏でお雛様なんて買ってもらえなかった・・・
こうして、今は綺麗な顔のおひな様をいくつも飾れるなんて本当に幸せだ・・・

たくさんのおばあちゃまが必死に生きてこられた姿が、
このひな祭りと重なって、涙になってしまったんです。

できることなら来年はこの地を歩きたい!
そう決意もした涙だったかもしれません。




私ごとですが、
子供のころは父の事業の失敗で貧乏のどん底生活でした。
母が嫁入り道具に持ってきたお雛様だけは手放すことがなかったので、
お内裏様とお雛様だけは毎年飾ってくれました。
友達の家のように豪華で立派なものではありませんでしたが、
古くても端正な顔たちのこのお雛様が大好きでした。

そんな時代を経験したからでしょうか、
娘・藍が生まれた時に、自分の手で紙粘土で3段飾りを作りました。
いろいろ工夫して絵の具で塗ってニスで仕上げたもの。
小さな小さな3段飾りでした。
娘の幸せを祈るために、大切なお雛様を作ってあげたかったのです。
私の母も主人も買うというのを必死に止めてお願いしてのことでした。

今では、その娘が生んだ孫の拓都(たくと)に、
端午の兜を陶器で作ることもできました。
こんな手作りは、どこが原点で、どんな風に受けつがれていくのかなんてわかりませんが、
なんでも買える時代にこういう生き方があっていいかな・・・と思っています。

今、 私 (陶香) が作った陶器のお雛様が、
【 古民家カフェ藍 】 に、数対飾ってあります。
昔と違い、いき遅れるからなんて誰も言いませんし (笑)
かわいらしいお雛様を玄関やお部屋のアクセントにしてもいいものですし。

この番組のおかげで、
また新しい勇気とか知恵が湧いてきたようにも感じます。
お雛様を愛でながら。














■お客様の声
http://www.ai-kenchikukoubou.jp/home/message/
■施工事例一覧
http://www.ai-kenchikukoubou.jp/home/sample/
■古民家カフェ 
http://www.ai-kenchikukoubou.jp/home/cafe/

■お客様の声
http://www.ai-kenchikukoubou.jp/home/message/
■施工事例一覧
http://www.ai-kenchikukoubou.jp/home/sample/
■古民家カフェ 
http://www.ai-kenchikukoubou.jp/home/cafe/

この記事を書いたプロ

本間香

本間香(ほんまかおり)

本間香プロのその他のコンテンツ

Share