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阿部哲也プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

セレクションで評価されるために大切なこととは

阿部哲也

阿部哲也

テーマ:ブログ

今日はとある選手のトライアウトを見てきました。















本当に星の数ほどトライアウトを見てきましたが、

いきなり自分を出せる選手は限りなく少なく

どうしても日本人なんで空気を読んでしまう。















ただトライアウトは

そこにいる選手たちを上回らないと受かることはありません。ましてや外国人枠です。

















空気を読む必要は無くがむしゃらにやらないとまず受からない。



















更にゲームでアピールしようと考えてトライアウトにきてもゲームが無く終わる場合も多々あり

自分が思い描いてるものと違うものが用意される場合も多数。

















ただその中でアピールしなければならず、

学校のテストならある程度出る場所が決まっていますがサッカーの場合はチームが上にいけば行くほど正解がどんどん変わっていく。

















そしてその正解を自分で探さないと評価を得られません。

例えば話せないとか、積極的にチームメイトにいかないとか。

チームプレーには論外です。



















個人の技術重視のものをこっちに持ってきても

評価を得るのは非常に厳しく慣れるまで時間がかかります。



















今日トライアウトを見ながら

自分がこうやろうと考えても周りが自分を理解してくれるはずもなくその中で結果を出さなければならない。



















最初のチームに入る触りの部分は本当に難しいよなと改めて思いました。





















とにかく周りに合わせず自分のプレーを出して欲しいです。























僕自身がトライアウトを受けた時は1000人以上の列に5時間並び与えられた時間は30分。

やらされたのは左サイドバック。

30分後名前が呼ばれずさようなら。

















ただ30分でも結果を出す選手はやはりいるんです。

そういうとこで結果を出す選手はやはり目立つし何かを持っている。



















気迫の部分で負けたらそういう場所ではまず受からない。



















それが1発勝負です。



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やはり、大事なのは「準備」の部分と「心」の部分。



どんな状況でも自分を出せる状況を自分で作ること

初めてばかりの選手達と早くにコミュニケーションが取れること

周りに合わせすぎないこと

与えられた時間内でベストを尽くすこと



これが大事です。



変に取り繕っても、ごまかしていたら

評価する人

すなわち、スカウトやサッカーを知っている人からすれば

お見通しです。



その中でも自分を出して、周りを活かせる選手

どんな状況でもチームを「勝利」に導けるプレーができるかです。



短時間の中でもそれができる選手を

強いチームは求めています。



短時間で出来ないのであれば、長時間も出来ない

と言う考えを持っているからです。



自分が常に評価される為に、最善の準備をしてほしいと思います。

それは「日々」「日常」からです。

いきなりは無理ですから。

そして、そのチャンスがいつ訪れるか分からない。
いざそのチャンスが来たら、確実にチャンスを活かせる選手にならないと上にはいけない。

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阿部哲也
専門家

阿部哲也(サッカー監督)

グラッソFC

元Jリーガーが指導する、子どもを対象にした選手育成型サッカークラブ。技術や理論を教えつつも心の成長を重視し、世界を目指す選手を育成。ナイター完備の人工芝コートで練習でき、海外クラブチームとも提携。

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