マイベストプロに登録している専門家の方に、登録して集客効果のあった事例を伺います。今回は、心理カウンセラーの福山様にお話を伺いました。

福山裕康様
心理カウンセラー
福山 裕康(メンタル・オフィス SINBI)

5,000件超える臨床経験に裏打ちされた確実なカウンセリングを提供。潜在意識へのアプローチから確実に現実の対人関係や様々なストレスなどの問題を解決する。マイベストプロ東京に登録。

関東に拠点を置き、全国を対象に摂食障害で悩む方たちのサポートをしている心理カウンセラーの福山さまは、上場会社勤務を経てカウンセリングに興味を持ち、ABH(米国催眠療法協会)認定トレーナーをはじめとした各種資格を取得。メンタル・オフィス SINBIを開設しました。

マイベストプロとは2012年に出会い、ご活用いただいています。当時福山さまは、自社のランディングページを中心にサービス認知と成約までのフローを仕組み化していました。

新聞社ブランドの「安心感」と「信頼感」に魅力を感じてご登録いただき、コラムを活用したSEOで自社のランディングページへの導線づくりに活用いただいています。

「信頼」に課題を感じていた

集客の中心はランディングページとメールマガジンの組み合わせで認知とクライアント獲得までのフローをある程度仕組み化できていました。

この仕組みをより進めていくためには、今よりもさらに顧客接点を増やすことで、その数に応じてお問い合わせがくると確信していました。

また、カウンセリングサービス自体がなかなか日本では浸透しにくい環境にあるなか、どのように認知してもらえるか、信頼してもらえるかということについて模索していました。

当時はオンラインでのサービス提供がまだ浸透していなかったこともあり、基本は対面でのカウンセリングになります。お客様によっては、オフィスに来ていただくことに少し抵抗がある方もいらっしゃるため、1対1で家族や友達にも話しづらい内容や、プライベートな話をしていただくには、様々な意味で信頼感が必要だと、重要性を感じていました。

そういったところで、マイベストプロは、新聞社のブランドが自身の安心感、信頼感につながると感じ、登録を決めました。

ランディングページへの遷移数、メルマガ登録数増加へ

福山さまは、マイベストプロに登録して間もなくコラムの執筆を開始しました。コンテンツづくりは、もともとメルマガなどで書きためていたので苦ではなかったそうです。

3カ月ほど経過した時期からアクセスに変化が表れ始め、意図したキーワードでコラム記事が、検索上位に表示されていることに気づき、そこから本格的にコラムの更新に力を入れるようになりました。

SEOで上位表示されるコラム記事を顧客接点とし、LINE登録やメルマガ登録増加へと繋げ成果をあげられています。

コラムが検索上位に表示、アクセス数アップを実感

コラムを書き始めて、3カ月から5カ月ほど経過したタイミングだったと思います。私の記事が、意図した検索キーワードで上位表示されていることが分かりました。

特に私の場合は、カウンセリングサービスということで健康にかかわるキーワードが多くなります。検索上位を目指すのは難しいと言われているキーワードでも、上位表示できていることに驚きました。

きちんと書けばしっかりと上位が取ることができると実感してから、本格的にコラムの執筆に取り掛かりました(笑)。

ランディングページへの遷移数もページビューに応じて増えていった

私の場合、マイベストプロのコラムから、ホームページのランディングページへユーザーを誘致し、メルマガ登録やLINE登録をしてもらうという導線を第一としています。登録いただいた方へステップメールを配信し、その後、無料相談を実施する流れをつくっています。

ランディングページへの遷移数をアクセス解析で見ることができるのですが、やはりページビューに応じて遷移数が多いのがわかります。

遷移したユーザーがLINEやメルマガに登録したであろうことは把握できますので、効果を実感することができました。

コロナ禍ではメルマガ登録者が急増

コロナ禍では、摂食障害に関するメルマガ登録者数が大きく伸び、心身の疲弊から相談者も増えました。

skypeを利用したオンラインカウンセリングはコロナ以前から実施していたのですが、メルマガ登録者が増加すると供に、カウンセリングの6割がオンラインにシフトしました。

マイベストプロの活用方法は?

マイベストプロの活用や運用にあたって、どのような取り組みをされているのか伺いました。

――どのように活用をされていますか?

今のマーケティングの仕組みを構築するにあたり、いろいろと勉強し始めたのが2005年くらいでした。その頃から書きためていた文章があるので、リライトをしながらコンテンツの拡充を目指しています。

有用なキーワードの挿入」「キーワード選定の仕方」については知識としてありますので、注意しているポイントです。

今でも、マイベストプロで教えてもらった手法を中心に執筆しています。検索キーワードが探せる「サジェスト機能」が管理画面に実装されていて、これはとても役に立っています。

――アメブロのコンテンツを有効活用

当初からアメブロも並行して利用していましたが、現在ではほぼ検索結果に表示されることがなくなり、反響も得られなくなってしまいました。

どうせ検索結果に出てこないならと思い、過去に書きためたアメブロのコンテンツについてもリライトをしながらコラムへ流用しています

今後の取り組みについて

――今後どのような展開を検討されていますか?

ターゲティングしている「摂食障害」というキーワードは医療・健康に関するキーワードに該当するため、検索順位が不安定です。

マイベストプロではそれなりに上位表示されている記事もありますが今後の検索エンジンの動向も考えると少しづつですがキーワードを変えていきながら自身のサービスへとつながる関連キーワード、類似キーワードを探り当てていきたいと考えています。

そういった相談をカスタマーサポートと行いながら進めていきたいと思います。

編集部まとめ

今回は、摂食障害のカウンセリングに取り組む福山さまが、マイベストプロを通じて、どのような活動をされているのかをご紹介しました。

ポイントは、しっかりとしたターゲティング、サービス提供に至るまでのフロー構築、過去に書きためておられたコンテンツを活用したコラム発信にあります。有用なコラム(コンテンツ)は資産となり、ビジネスに貢献してくれます。

特にカウンセリング分野は、コンテンツがなくては認知の獲得や相談へ結びつけることが困難です。

ユーザーの悩みにフォーカスを当てて、その回答につながるコンテンツをわかりやすく執筆することは大事ですが、YMYLと呼ばれる医療・健康にまつわるキーワードでは、検索上位を実現することはなかなか難しいのが現状です

マイベストプロは、単純にインターネットからの問い合わせを得るということにとどまらず、「信頼」という視点からもターゲット層にアプローチすることができるサービスだと考えます。

マイベストプロでは「Webマーケティングで何か物足りなさを感じている」「一人では、情報発信などにじっくり取り組めない」という個人事業主、経営者の方に向けて、新聞社・テレビ局の信頼感と、Webマーケティングに関するサポートを通じて、質の高い見込み顧客が集まってくる仕組みをご提案することができます。

※本記事内の数値や画像などの情報はすべて取材時点のものです
※本記事内の実績は取材先調べによる数値です

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