プレスリリースの目的や注目されるコツ、基本的な書き方をご紹介

自社商品を広く知ってもらいたいと思うのは自然なことです。広く知ってもらうことで、購入者が増加するかもしれません。さまざまな商品PR方法がありますが、プレスリリースを有効活用してみてもよいでしょう。

この記事では、プレスリリースの基礎知識や書き方、発送する方法などをご紹介します。自社の商品やサービスをPRするためにプレスリリースを活用してみたい人はぜひ最後まで読んでみてください。

プレスリリースとは自社商品の広報

プレスリリースとは、PR活動の1つで、メディアを通して自社の商品やサービスを伝える方法です。テレビや新聞、WEBメディアなどに向けた情報提供のことをいいます。

「ニュースリリース」や「ニュースレター」とも呼ばれますが、大まかにいうとメディア向けの公式発表だと思うとよいでしょう。

プレスリリースの内容が、テレビや新聞、WEBメディアなどを通して、一般消費者の目に触れることになります。一般消費者が、その内容をTwitterやFacebookなどのSNSで拡散する傾向も見られ、宣伝効果が確かにあるため、積極的にプレスリリースを活用する会社も少なくありません。

プレスリリース活用のメリット

プレスリリースを活用するメリットを挙げてみましょう。ここでは、代表的な3つのメリットについて考えてみます。

マスコミや消費者に自社の商品を伝えられる

ほとんどコストをかけずにマスコミや消費者に自社の商品を広報できるというメリットがあります。宣伝色の強い広告とは違い、メディアが取り上げたということで信ぴょう性を担保した状態で広まるので、効果的だといえるでしょう。テレビや新聞、大手WEBメディアに取り上げられることでSNSでも話題になり、一気に拡散されていくことがあります。

採用PRとして活かす

企業や商品の知名度が上がると、求職者の注目を集めることが多いです。面接で「御社の〇〇という商品を愛用しており~」という言葉を口にする人も珍しくありません。企業ブランドというのは大事で、ポジティブなイメージを持ってもらうのが重要です。

新たな投資家獲得につなげる

プレスリリースを発送するコストはわずかなのに対して、アピールすることによってベンチャーキャピタルからの投資の話が来ることもあります。

メディアで取り上げてもらうものは、新規事業であることも少なくありません。その新規事業に対して「ぜひ投資をしたい」という話があるわけです。近年ですと、AI関連やテクノロジー関連などの成長分野が注目を集めています。

プレスリリースに注目度をもたせるためには

プレスリリースの魅力をお伝えしましたが、やはり考えることはどの会社も同じで、テレビや新聞、WEBメディアには毎日大量のプレスリリースが届くようになりました。

その中で、担当者に興味を持ってもらって取り上げてもらうには、情報を羅列するだけではなく「面白い」「ぜひ視聴者・読者に届けたい」と思わせる必要があります。

そこで、注目を集めるプレスリリースの共通点をご紹介します。自分がマスコミの担当者だった場合、どういったところで目をひくのか考えてみるとよいでしょう。

ほかの商品やサービスとの差別化を図る

ほかの商品やサービスとの差別化を図るのは非常に大事です。キーワードになるのが、「最も」「初めて」「珍しい」「新しい」「びっくりする」といったところです。独自性があると、メディアで取り上げたくなります。テレビや新聞、WEBメディアは、視聴者や読者から興味を持ってもらいたいので、こういったキーワードがヒットするのです。

自社で商品開発をする際は、オリジナリティを出した新商品・新サービスを目指しているはずです。その商品やサービスの魅力を存分に引き出してあげる必要があります。心を動かすプレスリリース作りが大切です。

時流や季節に合っている

また、時流や季節に合っていると話題になりやすいので取り上げてもらいやすくなります。例えば、話題やブームになっていたり、季節と関係していたりするとよいでしょう。多くの人が今興味を持っていることだと注目してもらいやすいです。

しかし、時流でいうとあえて時代に逆行してみるのも面白いです。例えば、京都観光でいうと、古民家をリノベーションしたカフェや宿泊施設が人気になったときがありました。リノベーションしているとはいえ、近代的で便利な暮らしとは逆行しているといえるのではないでしょうか。

商品やサービスの将来性に期待できる

AI分野やドローン分野のように、これから大きく伸びそうだったり一般化しそうだったりする分野も、テレビや新聞、WEBメディアは取り上げやすいです。その分野の雑誌にあたってみると、なおさら好感触を得やすいでしょう。

効果的なプレスリリースの書き方

担当者の目に留まりやすい効果的なプレスリリースの書き方を説明します。どのようにプレスリリースを書いたらよいか判断が難しいと思うので、ぜひ参考にしてみてください。基本的には、新聞記事型のプレスリリースが多くなってきているのですが、その中でも5つのポイントを押さえておくことをおすすめします。

タイトルで内容が分かる

まず、何よりもタイトルで内容が分かり、ワクワクさせられるような言葉を選択する必要があります。具体的には以下のようなチェックポイントがあります。

  • 端的に分かるように新聞調の言葉に変換してみる
  • 件名に社名を入れない
  • 宣伝したい内容が直ちに分かる
  • ローマ字を使用するときはカタカナも併記する
  • 興味をそそるような件名にする

具体的には、テレビのラテ欄や新聞の見出し、WEBメディアのタイトルを真似てみるとよいでしょう。件名には必ずしも商品やサービスの名前が入るわけではありません。そこは柔軟な発想で考えてよいです。

リード文が簡潔で明瞭である

担当者は、全ての本文を読むわけではありません。多くの場合、大まかな全体像を見てよさそうならタイトルを確認して、リード文を読み進めていくという流れです。リード文を読んで、「あまりピンと来ないな」と思われたらそこで終わってしまうので、リード文が簡潔で明瞭であることは欠かせません。

例えば、「〇〇サービスをおこなっている株式会社〇〇(本社:東京都渋谷区北1番地7、代表取締役:〇〇〇〇、以下〇〇)といった文面を最初に置く必要性はあまり感じません。たしかに正確な情報を伝える必要がありますが、リード文という限られた文字数の中で、それがそれほど大事かと聞かれるとそうでもないでしょう。価値ある情報を伝え、担当者の心をキャッチする文章が求められます。受け取り手に「またか」と思わせないのも大事なコツです。

本文でWhomとHow muchも記載している

本文では伝えたいことから順番に書き、5W1Hに加えて、Whom(誰に・誰を)とHow much(金額・数・量)を記載することを忘れないでください。

主要な内容は、A4用紙1枚にまとめるくらいがちょうどよいのですが、詳細な情報が得られないと「だからどうしたの?」とスルーされてしまうこともあります。商品やサービスの効果をより具体的に提示して、どんな人にどのような利益があるのか伝えましょう。

写真やイラストを効果的に使用している

一目でイメージが湧くような写真やイラストは必須です。文字だけずらっと並べられていても、興味を持たないか飽きられるかしてしまうだけです。データ提供可能で、著作権や肖像権をクリアしているものを選びましょう。

問い合わせ先や企業情報が書いてある

プレスリリースの最後には、問い合わせ先や企業情報を記載するようにしましょう。記載する情報は、会社名・担当者名・電話番号・メールアドレスで問題はありません。テレビや新聞、WEBメディア向けのものと、顧客向けのものとを区別しているとなおさらよいです。

自社の商品やサービスに興味を持ってくれたときのチャンスを逃さないために、必須項目だといえます。忘れず記載するようにしましょう。

プレスリリースを発送する方法

プレスリリースを発送する方法はいろいろあります。とりわけよく使われる方法をご紹介しましょう。

PR配信サイトへ依頼

最近、急増しているのが、PR配信サイトへ依頼するというものです。あまりコストをかけずに一度で多くのメディアにプレスリリースを送付できます。さらに、PR配信会社にプレスリリースの添削や、プレスリリースを送るメディアの選定などを代行してもらうこともできるので大変便利です。しかし、任せっきりにしてしまうと、自社の商品・サービスと合っていない複数のメディアにプレスリリースを送ってしまって苦情が来たということもあるようです。ある程度のコントロールは必要です。

担当者への電子メール

最もスタンダードな方法が、担当者へ電子メールを送る方法です。受け取り手は、手軽に情報を得られるので余計な手間をかけさせません。ただし、実際に読んでもらっているのか判断が難しいので、後から電話をする人もいるようです。電話は迷惑にもなりかねないので使い方には十分気を付けたいところですが、電子メール自体は有効な手段だといえるでしょう。

HPからの問い合わせフォーム

テレビや新聞、WEBメディアなどのメールアドレスや電話番号といった連絡先を把握していないなら、HPからの問い合わせフォームを利用するとよいでしょう。ただし、プレスリリース専用ではなく、サイト全体の問い合わせフォームのため、メディアの担当者が見ていない可能性があるのは難点です。うまく社内で連携をとってくれたらうれしいのですが、そうとも限らないのが事実です。

FAXや郵送、持参など

「まだそんな手段をとっているの」と驚かれるかもしれませんが、FAXはまだ活用されているツールです。ほかにも、手間がかかるものの郵送や持参といった方法も健在しています。郵送の場合、重要な情報と思ってつい開封してしまうメディア担当者もいるので、工夫次第では高い開封率となるかもしれません。とはいえ、WEBメディアだと、あまり歓迎される方法ではないので気を付けましょう。

プレスリリースは無料でできる意味あるもの

自社の商品やサービスの広報活動になるプレスリリースは、使いようによっては大きな利益をもたらします。何よりもほとんどコストをかけずに取り組めるのが魅力です。よほどのことをしない限り大きな失敗はないので、ぜひチャレンジしてみませんか。

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