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草野由美子

エステサロンの運営サポートのプロ

草野由美子(くさのゆみこ)

ゆうプランド

コラム

49.(22) ① 契約締結前と締結時における事項

『サロン認証基準』

2016年1月18日 / 2016年2月24日更新



今回から、契約についてです。

契約については日常実務で必要なので、ほとんどのサロン様は所属団体の勉強会やクレジット会社からの指導などで学ばれていると思いますが、勘違いや不備も多く見られる項目です。

改めて確認してくださいね。(^_-)-☆



4.契約の適正化について

4.1 契約について ☆

(22) 4.1.1 契約締結前と締結時における事項

エステティックサロンにおいては、契約締結前には概要書面 ( 事前説明書 ) 、締結時には契約書面をそれぞれ交付し、それら書面やパンフレット等を消費者に間違いなく交付したことを明確にするため、定型化された様式の書面を作成し、消費者へ交付して説明したことが記録して保管されていること。




エステティックサロンでは、お客様にメニューやコースのご提案と同時に契約を交わすことが多いので、
概要書面 ( 事前説明書 ) と 契約書 について、勘違いしやすいので特に注意が必要ですよ~~!!


エステティックサービス 概要書面

概要書面 ( 事前説明書 )とは、

一般的には、〈 見積書 〉 と言われるものです。
例えば、住宅、リフォーム、自動車など高額商品の購入を検討する際に、本体価格、オプション価格、手数料などの契約概要を事前に確認するものですね。


エステティックサービスにおいては、
お客様が契約を締結する前に、その判断材料として知っておくべき情報 ( 内容、条件、クーリング・オフ 及び 中途解約に係る事項など ) を提供する書面です。

エステティックサービスは、住宅や自動車ほどの高額契約ではありませんが、「 継続型サロン 」 の場合は、サービス代金を先にお預かりします ( 前受金 ) ので、特定商取引法の特定継続的役務に指定されており、「 概要書面 」 の交付は、特定商取引法 ( 第42条第1項 ) で義務付けられています。

そして、書面の交付だけではなく、その内容をお客様に口頭で十分な説明をしなくてはならないのです。




ここで、サロンの実務の中で起きやすいこと!!

◆ 同じような内容なので、お客様に 「 概要書面 」 を交付せずに、「 契約書 」 だけを交付している。

◆ 常連のお客様の場合、お客様が面倒がられるので、「 契約書 」 だけを交付している。

というようなこともよく見受けられます。


この場合は、特定商取引法 ( 第43,44条 ) 禁止行為 ③ 重要事項の不告知 により、契約は無効となってしまいます。


契約が無効ということは、
すでに数回のサービスを行っていても、サービスがすべて終了していても、
お客様に全額返金を要求された場合は、全額返金しなくてはならないということです!!


と・・・・・

ここまではしなくてはならない義務 ( 法律 ) としての説明を硬~くしてきましたが、(‘◇’)

あくまでも 「 概要書面 ( 事前説明書 ) 」 の交付の 【 目的 】 は、
お客様にサロンのことをよく知ってもらう為に、契約条件 及び 内容の明確化・透明化を図り、
お客様がその適正な情報に基づいて判断し、安心して自由な意思決定ができるようにすることです。


サロンにとっては、ここが!!
お客様に今回の契約だけではなく、リピートしていただけるようになるかどうかの大きなポイントですね~~。(^◇^)

【 定型書式 】

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