女性が生涯不安なく暮らせるよう、それぞれの人生に合わせたマネープランを提案（3/3）

情報を得て終わりではなく、次のステップに進める「実践型セミナー」が魅力

　今村さんのセミナーでは「実践型」にこだわっています。参加して情報を得るだけではなく、後日の個別相談で次のステップに進めるようサポート。普通預金や財形貯蓄がそのままになっている人に「お金が働くと将来の生活が変わる」と資産運用の有用性について説き、一歩踏み出せるようなアドバイスを行っています。

　「現役の間だけ資産運用をすれば万全というわけではなく、資産寿命を延ばすことを意識して老後も資産を運用しながら生活することがスタンダードになるのではないかと、考えています」
　
　資産づくりは短期ではなく長期的に捉えることがポイント。資産運用で得た収益を元本にプラスしてさらに活用する投資術・複利効果の観点からも、早い段階から時間をかけて取り組むことで成果を期待できるうえ、リスク回避にもつながると言います。

　「セミナーに参加しても行動に移さなければ何も始まりません。みなさんに前向きになってもらえるように、お金の仕組みについてわかりやすく解説します」

　今村さんのもとでは相談者に寄り添うために、投資や金融商品を提案する際に「ゴールベース・アプローチ」を取り入れています。

　「これは『目指したいゴールを共有して、その実現のためのマネープランを作り上げていく』という理念にもとづいたコンサルティング手法です。この考え方、行程を踏むことで、銀行や証券会社に勧められるままに金融商品を利用することで起こる、ミスマッチな投資や資産運用を回避することができます。お客さまが『こうありたい』と願う理想像や、『こんな生き方をしたい』といった人生観を主軸に資産形成の道筋を立てることで、夢をかなえるお手伝いをしたいですね」

（取材年月：2021年5月）

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